園原屋正助とは? わかりやすく解説

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園原屋正助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 00:49 UTC 版)

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園原屋 正助(そのはらや しょうすけ、生没年不詳)とは江戸時代末期から明治時代にかけての地本問屋

来歴

園正、海寿堂と号す。丸山氏。嘉永から明治期に活動した。嘉永期に橋本町2丁目安兵衛店、後に神田佐久間町3丁目善兵衛店で地本問屋を営業するが、安政2年(1855年)、隠し彫りの一件で所払いとなった。神田松下町[1]、後に文久1年(1861年)6月には柳原新地金蔵地借にて明治まで地本問屋を営業している。地本草紙問屋仮組(新組)の一軒。歌川貞秀4代歌川国政錦絵を出版している。また万延1年(1860年)11月、書物問屋に加入している。

作品

  • 歌川貞秀 「東海道近江八景一覧之図」 大判3枚続 文久3年(1863年)国立国会図書館所蔵
  • 歌川貞秀 「墨利堅国大船之図」 大判6枚続 元治1年(1864年)
  • 歌川貞秀 「大調練之図」 大判5枚続 慶応2年(1866年)
  • 4代歌川国政 「聖徳太子御開帳諸職人出迎図」 明治8年[2]

出典

  1. ^ 『浮世絵の基礎知識』152頁。
  2. ^ 『浮世絵の基礎知識』152頁。

参考文献




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