義真とは? わかりやすく解説

ぎしん【義真】

読み方:ぎしん

781〜833]平安前期天台宗の僧。延暦寺1世座主(ざす)。相模の人。最澄師事し随行して入唐帰国後、延暦寺建立協力し、師の没後戒壇院設立修禅大師


義真

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 23:26 UTC 版)

義真(ぎしん、天応元年(781年)- 天長10年7月4日833年8月26日))は、平安時代前期の天台宗。俗性は丸子連または丸子部相模国の出身。修禅大師とも称される。

略歴

奈良興福寺法相を学び、鑑真の弟子から授戒されて中国語にも通じた。その後は最澄に師事し、延暦23年(804年)には中国語の通訳(訳語)として最澄とともに唐へ渡り、最澄と同じく道邃から円頓戒を、順暁から密教の付法を承けて日本へ帰国した。弘仁13年(822年)、最澄が没した後には比叡山大乗戒壇初の授戒の伝戒師となる。天長元年(824年)、初代の天台座主に就任し、天長9年(832年)には天台宗の僧として初めて維摩会講師となった。

著書に『天台法華宗義集』がある。




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