遍照とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 和歌 > 歌人 > 遍照の意味・解説 

へんじょう〔ヘンゼウ〕【遍昭/遍照】


へん‐じょう〔‐ゼウ〕【遍照】

読み方:へんじょう

[名](スル)《「へんしょう」とも》あたりくまなく照らすこと。特に、仏の法身(ほっしん)の光明あまねく世界を照らすこと。


遍照

読み方:ヘンジョウ(henjou)

あまねく照らすこと


遍照

読み方:ヘンジョウ(henjou)

初演 天保2.3(江戸・中村座)


遍昭

(遍照 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 23:29 UTC 版)

遍昭(へんじょう、弘仁7年(816年) - 寛平2年1月19日890年2月12日))は、平安時代前期の歌人俗名良岑 宗貞(よしみね の むねさだ)。大納言良岑安世の八男。官位従五位上左近衛少将[1]花山僧正とも号す。六歌仙および三十六歌仙の一人。


  1. ^ 日本文徳天皇実録』嘉祥3年3月28日条による。『尊卑分脈』では正四位下・左少将、「良峰氏系図」(『続群書類従』所収)では右少将とする。
  2. ^ 『日本三代実録』
  3. ^ 『勅撰作者部類』
  4. ^ 「良峰氏系図」(『続群書類従』巻174 所収)による。子孫を尾張国丹羽郡の良峰氏とする。
  5. ^ a b c 『三十六人歌仙伝』
  6. ^ 『蔵人補任』


「遍昭」の続きの解説一覧

遍照

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 00:54 UTC 版)

六歌仙容彩」の記事における「遍照」の解説

最初幕が開くと塀外の大道具でそこに仕丁たちが並び、話の筋を説明するせりふがあって引っ込むと、大道具引いて御簾の下がる御殿大道具になるが、近年では仕丁たちの出を略し、幕が開くとすぐに御殿大道具で始まる。ここに官女たちが居並びこれもせりふの後、いよいよ六歌仙登場となる。まず最初に出てくるのは遍照である。 遍照は緋の衣九条袈裟という高位僧侶のなりで下手より出て小野小町への恋慕思い訴える。しかし官女たちに遍照は阻まれ御簾上がり小町出てくるが、小町は遍照の思い応えるとがないので、遍照は意気消沈してその場を去る。小町も遍照を見送って官女たちとともに再び御簾中に隠れる。 この「遍照」の地(伴奏)は初演時には大薩摩節であったが、のちに曲を竹本改め上演されており、現行専ら竹本を使うのが例となっている。大薩摩節の曲は長唄曲目中に残る。『六歌仙容彩』については七代目坂東三津五郎が『舞踊芸話』のなかで解説しており、七代目三津五郎は「遍照」のくだりについて「とりたててお話しすることはありません」(『舞踊芸話』、以下引用同じ)としているが、浄瑠璃の「白き赤きと言わざりき」というところで、赤い衣の袖をまくって下の白い着付け見せるのが面白振りだと述べる。現行では「遍照」は本来の内容短く切り詰めて済ませ、遍照が下手に引っ込むと早替りで康秀となって出る。古く下手に几帳立て、その陰に遍照が入って次の文屋」に替わって出た

※この「遍照」の解説は、「六歌仙容彩」の解説の一部です。
「遍照」を含む「六歌仙容彩」の記事については、「六歌仙容彩」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「遍照」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「遍照」の例文・使い方・用例・文例

  • 遍照尊という仏
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



遍照と同じ種類の言葉


品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「遍照」の関連用語

遍照のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



遍照のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの遍昭 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの六歌仙容彩 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS