待賢門院堀河
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/08 13:43 UTC 版)
待賢門院堀河(たいけんもんいんのほりかわ、生没年不詳)は、平安時代後期の歌人。この女房名の前に前斎院六条(さきのさいいんのろくじょう)と呼ばれていた一時期もある。女房三十六歌仙・中古六歌仙の一人。父は神祇伯 源顕仲。姉妹に、顕仲卿女(重通妾)[* 1]、大夫典侍[* 2]、上西門院兵衛がいる。
注釈
- ^ 金葉和歌集3首、詞花和歌集1首。
- ^ 金葉和歌集2首。
- ^ 表記上「堀河」も「堀川」もあまり区別されないが、同時代には「堀川」の表記が多く、後代には「堀河」の表記が定着したようである。
- ^ ほぼ同じ歌は『山家集』にもあり、「堀河局仁和寺に住み侍りけるに まゐるべきよし申したりけれども まぎるることありて程へにけり」と詞書がある。仁和寺内に女房が住むことはないが、真南にある法金剛院も仁和寺の寺域と認識して書いたものと思われる。
- ^ 和暦の大治元年8月1日と8月30日(同月最終日)は、西暦(ユリウス暦)では1126年8月20日と9月18日。
- ^ 父である神祇伯顕仲卿を中心とした歌合なのでその娘としての表記が用いられている。『南宮歌合』『住吉歌合』も同様。
出典
- 1 待賢門院堀河とは
- 2 待賢門院堀河の概要
- 3 百人一首
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