平清盛 (NHK大河ドラマ)
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『平清盛』(たいらのきよもり)は、2012年1月8日から12月23日まで放送されたNHK大河ドラマ第51作。大河ドラマシリーズ生誕50周年記念作品[1]。平清盛の生涯を中心に、壇ノ浦の戦いまでの平家一門の栄枯盛衰を語り部・源頼朝の視点を通して描く[2]。
注釈
- ^ 公式発表は2010年11月25日だが、同年11月9日に日刊スポーツが先んじて報じた[3]。
- ^ 但し第3部以降のオープニングでは語りのクレジット表記がなくなっているが、引き続き担当している。
- ^ 従来の記録は『花の乱』第20回(1994年8月14日放送)の10.1%。
- ^ 全話平均視聴率は2019年に『いだてん〜東京オリムピック噺〜』が8.2%で最低記録を更新[21]。
- ^ 保元の乱の際も避難先に持参して重盛に呆れられている。
- ^ a b 源頼朝役と語りの兼役。頼朝による語りという設定。
- ^ 2005年の『義経』でも、源義経の少年時代(牛若丸・遮那王役)を演じている[47]。
- ^ 副音声解説では「言仁王」とも呼ばれる。
- ^ 登場シーンは本編ではカットされたが、ディスク版の映像特典として収録されている。なお今若丸役との二役。
- ^ 劇中で明言はされていないが、科挙であると思われる。
- ^ a b 本作の芸能指導だが、本編では花山院忠雅役としても出演。
- ^ a b 本作の所作指導だが、本編では藤原俊成役としても出演。
- ^ 役名のない相撲人として、豊真将と同じ錣山部屋所属の松本、大原、闘林山、大地、蒼天龍も出演。
- ^ 本編でも僧侶役として出演している。
出典
- ^ “大河ドラマ50周年記念、各名所を巡るドライブアプリがリリース”. ORICON NEWS. 2020年2月5日閲覧。
- ^ “大河ドラマ「平清盛」:語り部は敵方・源頼朝 イケメンをキャスティング予定”. まんたんウェブ (毎日新聞デジタル). (2011年5月12日). オリジナルの2011年5月13日時点におけるアーカイブ。
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- ^ 堀田純司 (2012年1月13日). “大河ドラマ「平清盛」における「王家」をめぐって”. ITmedia. オリジナルの2013年5月22日時点におけるアーカイブ。 . "余談ですが、いつの時代も「うるさ型」の人はいるので黒田氏の提唱に対して、「王家という言葉は不適切だ。むしろこちらも中世に使用例が見られる『朝家』がいい」と反論した人がいました。この「朝家」を使えばドラマも論議を巻き起こすことはなかったでしょう。"
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- ^ 各作品ごとの投票数は、放送時にアシスタント・南部宏美によって口頭で発表されたのみ。番組ホームページなどには記載なし。
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- ^ 美少女隊まで・・・清盛ブームか RCCテレビ 2011年12月16日配信[リンク切れ]
- ^ “PRキャラバン隊「神戸・清盛隊」お披露目”. 神戸経済新聞. (2011年10月3日). オリジナルの2011年10月25日時点におけるアーカイブ。 2011年10月25日閲覧。
- ^ “待ってました「清盛隊」ポートアイランドで復活イベント熱気 神戸”. MSN産経ニュース. (2013年5月4日). オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブ。 2013年5月4日閲覧。
「平清盛 (NHK大河ドラマ)」の例文・使い方・用例・文例
- 11月25日,NHKは,松山ケンイチさんが大河ドラマ「平(たいらの)清(きよ)盛(もり)」で平清盛を演じると発表した。
- 松山さんは「自分のような25歳の若者が平清盛役を演じるのはすごく難しいはず。大きなプレッシャーを感じますが,柴(しば)田(た)岳(たけ)志(し)監督が『1年間清盛を演じた後は,将来に活(い)かせるすばらしい演技経験がたくさん身につくだろう。』と言ってくださったので,この役を引き受けることを決意しました。」と語った。
- 平清盛は悪人とみなされることが多いが,このドラマの中では,中国との交易の推進に尽力するなど先見力のある人物としても描かれる。
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