さわら‐しんのう〔さはらシンワウ〕【早良親王】
早良親王
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早良親王(さわらしんのう)は、光仁天皇の皇子、母は高野新笠。桓武天皇、能登内親王の同母弟。桓武天皇の皇太子に立てられたが、藤原種継の暗殺に関与した罪により廃され、絶食して没した。崇道天皇(すどうてんのう)と追諡されたが、皇位継承をしたことはないため、歴代天皇には数えられていない。
- ^ 高田淳「早良親王と長岡遷都:遷都事情の再検討」『日本古代の政治と制度』続群書類従会成、1985年
- ^ a b 長谷部将司「〈崇道天皇〉の成立とその展開―九世紀における〈天皇〉の位相―」根本誠二 他編『奈良平安時代の〈知〉の相関』、岩田書院、2015年
- ^ 北山茂夫「藤原種継事件の前後」『日本古代内乱史論』
- ^ 西本昌弘 2022, p. 14-23.
- ^ 永村眞 1989, p. 54-55.
- ^ 西本昌弘 2022, p. 34-43.
- ^ 西本昌弘 2022, p. 30-31.
- ^ 牧野英三「東大寺二月堂声明(Ⅹ)神名帳」『奈良教育大学紀要 人文・社会科学』第29巻第1号、奈良教育大学、1980年11月、115-136頁、ISSN 05472393、NAID 120001885585。 p.119 より
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