国忌

デジタル大辞泉

こ‐き【^▽国忌】

読み方：こき

「こっき（国忌）」に同じ。

こっ‐き〔コク‐〕【国忌】

読み方：こっき

皇祖・先帝・母后などの命日。政務を休み、仏事を行い、歌舞を慎んだ。こき。

「二十九日、—なりければ御神楽(かぐら)止められ」〈盛衰記・四四〉

歴史民俗用語辞典

国忌

読み方：コキ（ｋｏｋｉ），　コッキ（ｋｏｋｋｉ）

皇祖・先皇・母后などの崩日のうち、とくに定められた七代の忌日。

世界宗教用語大事典

こっき 【国忌】

中国で先皇・皇祖・母后などの忌日をいい、日本でも昔はそれにならった。政務を休み仏事を行う。国忌日に香を焚いて祀るのを国忌行香という。

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国忌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/15 03:25 UTC 版)

国忌（こくき/こっき/こき）とは、東アジアの王朝において、皇帝や天皇の祖先や先帝、母等の命日のうち、特に定めて政務を止めて仏事を行うこととした日である。日本の朝廷では、この日に寺院において対象者の追善供養を執り行い、日程が重なる神事は延期された。更に天皇は廃朝、官司は廃務とされ、歌舞音曲は禁止され、違反者には杖罪80という重い処罰が課された。