国忍富神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/08/24 14:11 UTC 版)
| 国忍富神 | |
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十七世神 第八代
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| 先代 | 鳥鳴海神 |
| 次代 | 速甕之多気佐波夜遅奴美神 |
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| 神祇 | 国津神 |
| 全名 | 国忍富神（クニオシトミノカミ） |
| 別名 | 國忍富神、国忍冨神、國忍冨神 |
| 神格 | 農耕神 |
| 父 | 鳥鳴海神 |
| 母 | 日名照額田毘道男伊許知邇神 |
| 配偶者 | 葦那陀迦神 |
| 子 | 速甕之多気佐波夜遅奴美神 |
| 神社 | 富神社 |
| 記紀等 | 古事記 |
概要
『古事記』において大国主神の孫とされるが、名前のみ登場の神。『日本書紀』に記載はない。十七世神（とおまりななよのかみ）の一柱の国津神。
「国」は「国土」、「忍」は「威圧的」、「富」は「豊富」を表し、名義は「国土が威圧的に豊富になること」と考えられ、母[注釈 1]の田の豊作を受け継いでいる[1]。
大国主神の後裔を称する須佐神社の社家・須佐氏の系譜に、大国主神の御子神賀夜奈流美命の御子神に「国忍富命」が登場する。
系譜
- 鳥鳴海神系譜
- 賀夜奈流美命系譜（神）
- 大国主神の御子神賀夜奈流美命の御子神で、須佐神社の社家須佐氏の始祖。子は雲山命となっているが、妃神及び母神は不明。
祀る神社
参考文献
- ^ 新潮日本古典集成 古事記
脚注
- ^ 日名照額田毘道男伊許知邇神で名義は良田の神を親に持つ神霊
関連項目
外部リンク
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