追号とは? わかりやすく解説

つい‐ごう〔‐ガウ〕【追号】

読み方:ついごう

死後に、生前功績たたえて贈る称号おくりな


追号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 10:20 UTC 版)

後小松天皇」の記事における「追号」の解説

追号は本人遺詔により「後小松院」と贈られた。「小松帝」とは、兄の孫にあたる陽成天皇廃位されたのち皇位につき、その子孫長きわたって皇統保った58光孝天皇異名である。南朝皇統を断つかたちで天下唯一の天皇となったのもつかの間、自らの皇統はわずか2代にしてさらに別の系統に移ることが現実となったとき、彼はこの「後小松」を追号にすることによって自らの歴代天皇としての正統性顕示ようとしたものと考えられている。また後小松は、称光天皇容態思わしくなかった1426年『本朝皇胤紹運録』編纂命じて皇室の系図整理を行わせているが、この行動彼のそうした心境反映だと考えられている。

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追号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 15:00 UTC 版)

村上天皇」の記事における「追号」の解説

追号の「村上」は、御陵在所から。一条朝のあたりで既に「村上先帝」と呼ばれていた。

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追号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 15:10 UTC 版)

朱雀天皇」の記事における「追号」の解説

譲位後朱雀院後院したため、「朱雀院」と追号。

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追号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 15:19 UTC 版)

三条天皇」の記事における「追号」の解説

後院譲位後居所)の名称によって「三条院」と追号された。大正以後「〜院」の追号は廃止され、「三条天皇」となる。

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追号

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 09:43 UTC 版)

名詞

ついごう

  1. 死後奉るおくりな
    1. 日本では天皇に対して諡号と追号が贈られている。諡号天皇讃える贈り名であるのに対して、追号は生前関係のあった地名年号から取られ贈り名である。

関連語


「追号」の例文・使い方・用例・文例

  • 追号を贈る
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