なん‐ちょう〔‐テウ〕【南朝】
南朝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/13 13:15 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動南朝(なんちょう)は、漢字文化圏諸国の南北朝時代における南側の朝廷およびそれを戴く政権であり、下記のいずれかを指す。
- 中国の南北朝時代において建康に都を置いた宋・斉・梁・陳の4王朝。
- 日本の南北朝時代における大覚寺統の吉野朝廷。「南朝 (日本)」を参照。
- ベトナムの南北朝時代における後期後黎朝。
- 中国を「北朝」と称し、自身を「南朝」と位置づけるベトナム歴代政権の自称。
関連項目
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南朝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 16:07 UTC 版)
東晋では沈郎五銖銭と称される小型の五銖銭が発行された、しかし粗悪な鋳造であり、呉や北朝の銅銭が流通する状態であった。 南朝宋が成立するとそれまでの五銖銭より大型の四銖銭を発行し経済の建て直しを図るが、銅不足や貨幣需要の増大により短期間で小型銅銭の鋳造が行われ、この貨幣改革は失敗している。 南朝斉では再び小型の斉五銖銭を発行している。 南朝梁では五銖銭の発行を行うが、銅不足により532年より鉄を材料にした鉄五銖銭の鋳造を開始する。しかし鉄銭の導入によって貨幣発行量が一挙に増大、国内経済の混乱を招いている。 陳でも562年より五銖銭を発行し経済の安定化を図る。そして579年には五銖銭10枚の価値を持つ太貨六銖の発行が開始されたが、民間では五銖銭と等価で取引されたため短期間で廃止されている。
※この「南朝」の解説は、「五銖銭」の解説の一部です。
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