坂上又子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/07 04:21 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動坂上 又子(さかのうえ の またこ、? - 延暦9年7月21日(790年9月4日))は、奈良時代の女官。名は全子とも[1]。桓武天皇の後宮に入り、高津内親王を生んだ。官位は正五位上。
生涯
坂上苅田麻呂の娘で、田村麻呂は兄弟にあたる。桓武天皇が皇太子だった頃に入侍し[2]、即位後の延暦2年(783年)に従五位下に叙せられた[3]。その後の延暦5年(786年)には正五位上に昇叙し[4]、後宮では高津内親王(のちの嵯峨天皇妃)を儲けた。延暦9年(790年)死去[2]。
脚注
参考文献
- 宇治谷孟訳「続日本紀」(下巻)講談社学術文庫、1992年 ISBN 9784061590328
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus『坂上又子』 - コトバンク
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