高台院とは?

こうだい いん かうだいゐん 【高台院】 ○

1548~1624豊臣秀吉正妻北政所きたのまんどころ)と称される。愛称ねね(おね)。杉原定利の娘で浅野長勝養女

高台院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/14 02:02 UTC 版)

高台院(こうだいいん、生年は諸説あり[注釈 1] - 寛永元年9月6日1624年10月17日))は、戦国時代室町時代後期)から江戸時代初期の女性で、豊臣秀吉正室である。杉原(木下)家定の実妹であるが浅野家に養女として入る。秀吉の養子となって後に小早川家を継いだ小早川秀秋(羽柴秀俊)は、兄・家定の子で彼女の甥にあたる。




注釈

  1. ^ 生年は田端泰子の天文11年(1542年)説、桑田忠親・人見彰彦の天文17年(1548年)説、今井林太郎の天文18年(1549年)説など諸説あり。
  2. ^ 桑田忠親は浅野長勝も秀吉も足軽組頭であり、同じ長屋で暮らしていたので、秀吉は浅野家の入り婿の形でおねと婚姻したのではないかとしている[4]
  3. ^ 松田毅一・川崎桃太らは違和感をやわらげるため、「女王」を「羽柴夫人」「関白夫人」と翻訳している[15]
  4. ^ 利房は関ヶ原合戦で西軍に属したため、勝俊は伏見城守護の任にありながら開戦直後に退去して家康の怒りを買ったため、いずれも改易され浪人中。
  5. ^ 当代記』には、家康はこの時、怒りのあまり「近年、政所老気違」と言ったと記されており、『慶長年録』では「政所老耄か気違」と言ったと記されている。なお、この所領は仲介をした長政の息子浅野長晟に与えられた。
  6. ^ 当初は「おね」が使われる予定だったが、原作(司馬遼太郎著)に忠実にするという理由で再び「ねね(実際は漢字表記の寧々)」に戻された。

出典

  1. ^ 堀 & 井上.
  2. ^ 村川浩平「高台寺文書」『日本近世武家政権論』日本図書刊行会、2000年、43頁。
  3. ^ 田端 2007, p. 9.
  4. ^ 桑田忠親『女性の名書簡』東京堂出版、1993年。
  5. ^ 田端 2007, p. 60.
  6. ^ 宮本 2002a, p. 52-53.
  7. ^ 内田九州男、「北政所・高台院の所領について」、山陽新聞社編 『ねねと木下家文書』、1982年。 
  8. ^ 宮本義己「徳川家康の人情と決断―三成"隠匿"の顚末とその意義―」『大日光』70号、2000年。
  9. ^ 寛政重修諸家譜』第十八 江戸幕府編、続群書類従完成会 p138
  10. ^ 田端 2007, pp. 7-8.
  11. ^ a b 宮本 1999.
  12. ^ a b 宮本 2002b.
  13. ^ 宮本義己「戦国「名将夫婦」を語る10通の手紙」『歴史読本』42巻10号、1997年。
  14. ^ 桑田忠親「豊臣秀吉の右筆と公文書に関する諸問題」『史学雑誌』52巻3・4号、1941年。
  15. ^ 『完訳フロイス日本史4』の凡例より。
  16. ^ 田端泰子「北政所寧子論」『日本中世女性史論』塙書房、1994年、234頁。ISBN 4-8273-1177-3
  17. ^ 田端 2007, p. 130.
  18. ^ 白川亨『石田三成とその子孫』新人物往来社、2007年。
  19. ^ 田端 2007, pp. 161-162.
  20. ^ 宮本 2002a, p. 54.
  21. ^ a b 田端 1996.
  22. ^ a b c 跡部.
  23. ^ 田端 2007, p. 188.
  24. ^ 白川亨『石田三成とその一族』新人物往来社、1997年12月。
  25. ^ 幸田成友、国立国会図書館デジタルコレクション 「小西行長とその一族」 『和蘭雑話』 第一書房、1934年、177-185頁http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1224377/98 国立国会図書館デジタルコレクション 


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