前田玄以とは? わかりやすく解説

まえだ‐げんい〔まへだ‐〕【前田玄以】

読み方:まえだげんい

[1539〜1602安土桃山時代武将美濃の人。名は宗向。初め比叡山の僧。のち、織田信忠・信雄、次いで豊臣秀吉仕え丹波亀山5万石を封ぜられ、さらに五奉行一人となった


前田玄以

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 08:22 UTC 版)

前田 玄以(まえだ げんい)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての僧侶武将大名豊臣政権五奉行の一人。


注釈

  1. ^ いつごろ小松寺の住職になったかは明らかでない。一説に織豊期に住職を務めた中でも没年不詳である第6世慶意が玄以ではないかという。先代の5世住職・及慶は、少なくとも天正12年(1584年小牧・長久手の戦いで小松寺が戦焼失した際には在職の身であり、当時「大檀那」であった玄以の助力を得て寺の再建に尽力している。もし慶意が玄以であるとしたら、住職就任はこれ以降のこととなる。
  2. ^ 信長公記』における初出は天正7年(1579年)である。

出典

  1. ^ 遠藤 2013, pp. 58–59.
  2. ^ 遠藤 2013, p. 58.
  3. ^ 高柳光寿『戦国戦記 本能寺の変・山崎の戦』春秋社、1958年。 
  4. ^ 遠藤 2013, p. 56.
  5. ^ 宮本義己「豊臣政権の医療体制―施薬院全宗の医学行跡を中心として―」『帝京史学』2号、1986年。 
  6. ^ 桑田忠親『太閤家臣団』(新人物往来社、1971年)
  7. ^ a b 宮本義己「生に固執した男たち」(『歴史群像シリーズ〔戦国〕セレクション 決戦 関ヶ原』2000年)
  8. ^ 遠藤 2013, p. 66.


「前田玄以」の続きの解説一覧

前田玄以

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 21:32 UTC 版)

清須会議 (小説)」の記事における「前田玄以」の解説

織田家仕え文官本能寺の変の際には織田信忠と共に二条城にいたが、明智軍包囲される直前信忠妻子連れて脱出した清洲では会議準備議事録作成などを行う。

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前田玄以(まえだ げんい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 02:19 UTC 版)

センゴク」の記事における「前田玄以(まえだ げんい)」の解説

通称民部卿法印豊臣家臣秀吉側近豊臣政権では京都所司代に就いており、朝廷奉行衆取次役として秀吉近侍している。

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前田玄以

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 03:08 UTC 版)

花の慶次の登場人物」の記事における「前田玄以」の解説

京都所司代。後の五奉行一人原作ではほぼ名前のみの登場文官だが顔に大きな斬り傷がある。また、史実では剃髪しているはずだが本作では髷を結っている。侘助おばば様捕らえようとし、隙あらば慶次や家康をも暗殺しようとする。大勢傾奇者たちを雇って慶次抹殺企むが、結局は自分喧嘩を売る形で慶次と戦う羽目になり、素手の慶次に刀を折られ挙げ句殴り殺される寸前家康救われた。

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