天正大判とは? わかりやすく解説

てんしょう‐おおばん〔テンシヤウおほバン〕【天正大判】

読み方:てんしょうおおばん

天正16年(1588)豊臣秀吉彫金師後藤徳乗に命じて鋳造させた金貨。縦5寸6分(約17センチ)、横3寸3分(約10センチ余り重さ44匁(約165グラム)。表面に「拾両」「後藤」と花押墨書がある。


天正大判

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 08:50 UTC 版)

天正大判(てんしょうおおばん)とは安土桃山時代から江戸時代の初期に掛けて、主に豊臣家金細工師後藤四郎兵衛家に鋳造を命じた大判であり、天正16年(1588年)が初鋳とされ、天正菱大判(てんしょうひしおおばん)、天正長大判(てんしょうながおおばん)および大仏大判(だいぶつおおばん)が知られる。


  1. ^ a b c d e 瀧澤武雄,西脇康 『日本史小百科「貨幣」』 東京堂出版、1999年
  2. ^ a b 『新訂 貨幣手帳・日本コインの歴史と収集ガイド』 ボナンザ、1982年
  3. ^ ベアトリス・M・ボダルト=ベイリー『ケンペルと徳川綱吉 ドイツ人医師と将軍との交流』中央公論社 1994年 p.95
  4. ^ a b 小葉田淳 『日本の貨幣』 至文堂、1958年
  5. ^ 甲賀宜政 『古金銀調査明細録』 1930年


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