か‐おう〔クワアフ〕【花押/華押】
花押(かおう)
花押
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 09:16 UTC 版)
花押(かおう)は、自署の代わりに用いられる記号もしくは符合であって、その起源は直筆の草書体にある。草書体の自署を草名(そうみょう)とよび、草名の筆順、形状がとうてい普通の文字とは見なしえない特殊性を帯びたものを花押という[1]。このような筆順、形状の特殊化は、自署する主体が独自の自署をもとうとする意識的記載行為の結果である[1]。
注釈
- ^ 一説には、「秀吉」を音読みにして「しゅうきつ」とし、その最初と最後の一文字を合わせて「しつ」に由来するといわれている。
出典
- ^ a b c 佐藤 1988, p. 10.
- ^ a b 佐藤 1988, p. 11.
- ^ 佐藤 1988, p. 16.
- ^ a b 佐藤 1988, pp. 35–37.
- ^ 佐藤 1988, pp. 62–63.
- ^ 陶宗儀『南村輟耕録』巻2「今、蒙古・色目人之為官者、多不能執筆花押、例以象牙或木刻而印之。」
- ^ 佐藤 1988, p. 12.
- ^ a b 佐藤 1988, pp. 11–12.
- ^ a b 日立デジタル平凡社『世界大百科事典 第2版』1998年、「花押」。
- ^ 佐藤 1988, pp. 12–13.
- ^ 佐藤 1988, pp. 12–14.
- ^ 佐藤 1988, pp. 13–14.
- ^ 佐藤 1988, pp. 14–15.
- ^ 佐藤 1988, pp. 17–18.
- ^ 佐藤 1988, p. 22.
- ^ 佐藤 1988, pp. 22–23.
- ^ 佐藤 1988, pp. 23–24.
- ^ 佐藤 1988, p. 38.
- ^ 佐藤 1988, pp. 28–31.
- ^ a b 佐藤 1988, pp. 31–33.
- ^ 佐藤 1988, p. 36.
- ^ 佐藤 1988, pp. 39–40.
- ^ 佐藤 1988, pp. 42–43.
- ^ 佐藤 1988, p. 42.
- ^ 佐藤 1988, pp. 48–51.
- ^ a b 佐藤 1988, pp. 53–58.
- ^ 佐藤 1988, p. 62.
- ^ a b 佐藤 1988, pp. 65–67.
- ^ 佐藤 1988, p. 67.
- ^ “平成27(受)118 遺言書真正確認等,求償金等請求事件”. 最高裁判所 (日本). 2016年6月4日閲覧。
- ^ “最高裁、花押を「印」と認めず…遺言書「無効」”. 読売新聞 (2016年6月3日). 2016年6月3日閲覧。
- ^ 宮崎幹朗「判例研究 花押と自筆証言遺言における押印の意義」『西南学院大学法学論集』第52巻第1号、西南学院大学、2019年9月、315–335頁。
- ^ 比嘉正、亀島宏美「いわゆる花押を書くことと民法968条1項の押印の要件」『琉大法学』第100巻、琉球大学、2019年3月。
- ^ 佐藤 1988, p. 68.
花押
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:42 UTC 版)
詳細は「花押」を参照 花押(かおう)とは、意匠化された署名の一種である。
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