1014年
1014 年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 03:08 UTC 版)
「1 E19 s 以上」の記事における「1014 年」の解説
軽い恒星が冷却するまでの時間。恒星は質量が軽い星ほど寿命が長い。最も軽い恒星の質量は太陽質量の約0.08倍で、このような星は赤色矮星と呼ばれる。この質量の赤色矮星の寿命は約14兆年(1.4 × 1013年)と推定されている。核融合の燃料となる水素を使い尽くした赤色矮星は白色矮星となり、熱放射を出しながら背景の宇宙と熱平衡に達するまで冷却していく。また、現在の宇宙の銀河で起こっている星形成は、星の材料となるガス雲が次第に減るために1013 - 1014年後には起こらなくなると考えられている。よって最後のガス雲から生まれた最も軽量の赤色矮星は約 2 × 1014 年後には冷え切ってしまうと考えられる。
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