アノーヤターとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 外国人名の読み方 > アノーヤターの意味・解説 

アノーヤター

名前 Anawrahta

アノーヤター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/03 10:59 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search
アノーヤター
အနော်ရထာ မင်းစော
パガン王朝初代王
在位 1044年8月11日 - 1077年4月11日
出生 1014年5月11日
死去 (1077-04-11) 1077年4月11日(62歳没)
子女 ソウルー
王朝 パガン王朝
父親 クンソウ・チャウンピュー
宗教 上座部仏教
テンプレートを表示

アノーヤタービルマ語: အနော်ရထာ မင်းစော英語: Anawrahta1014年5月11日 - 1077年4月11日)はビルマ族の最初の王朝であるパガン王朝の最初の王(在位:1044年8月11日 - 1077年4月11日)とされる人物。

略歴

伝説によればニャウン・ウ・ソウラハンと呼ばれるビルマ人の王がいたが、これを暗殺し王に就いたクンソウ・チャウンピューという男がいたという。アノーヤターはチャウンピューの息子とされる。アノーヤターは、ソウラハンの息子がチャウンピューを殺し、王位に就いたのを見て、逆にこれを暗殺し王位に就いたという。

軍人としてのアノーヤターはそれまでエーヤワディー川沿いを中心に展開していたパガン王朝の領土拡大を画策し、モン族の支配するタトンや、シャン族を掌握、遠くインド雲南まで兵を送った。これにより、パガン王朝はその名をとどろかせ、東南アジアの一大王国となった。

内政面では、それまで時に王の威光をも凌いでいたアリー僧と呼ばれる大乗仏教僧とおぼしき宗教集団がいたが、これを嫌ったアノーヤターはこの集団を解散させ、シン・アラハンと呼ばれるモン族の上座部仏教僧により国内を上座部仏教本位にした。

アノーヤターは1077年森の中で不慮の死を遂げるが、この王がビルマ人を一大民族に仕立てた功績はその後も語り継がれ、ビルマでは英雄視されている。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アノーヤター」の関連用語

アノーヤターのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アノーヤターのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアノーヤター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS