長等神社とは? わかりやすく解説

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長等神社

読み方ながらじんじゃ

三井寺町にある。かつては新宮社呼ばれた貞観2年(860)円珍園城寺守り神としてまつったといい、天喜2年(1054)庶民参詣のため山の上から現在地移った楼門明治38年(1905)の完成だが、中世の古い様式細部にわたり見事に生かされている。市指定文化財

交通アクセス

京阪電車石坂線三井寺駅下車山手徒歩5分

長等神社
長等神社楼門


長等神社

読み方:ナガラジンジャ(nagarajinja)

教団 神社本庁

所在 滋賀県大津市

祭神 建速須佐之男大神 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

長等神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/08 02:58 UTC 版)

長等神社
所在地 滋賀県大津市三井寺町4-1
主祭神 建速須佐之男大神
大山咋大神
市杵島姫大神
宇佐若宮下照姫大神
八幡大神
社格 県社
創建 天智天皇6年(667年
本殿の様式 五間社流造
例祭 例祭・5月5日
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長等神社(ながらじんじゃ)は、滋賀県大津市三井寺町にある神社。かつては新日吉社や新宮社とも呼ばれていた、園城寺三井寺)の鎮守社。旧社格は県社

歴史

天智天皇が天智天皇6年(667年)に近江大津宮に遷都した際、長等山の岩座谷に建速須佐之男大神を祀ったのが始まりである。貞観2年(860年)2月、前年に園城寺初代長吏に就任した円珍が、園城寺の鎮守として当社に山王権現を合わせて祀り、園城寺の鎮守社とし、社名を延暦寺の鎮守社である日吉大社に対応して新日吉社、またの名を新宮社とした。

天喜2年(1054年)4月、庶民も参詣できるようにと長等山上から現在地に遷座する。

南北朝時代建武3年(1336年)に戦乱に巻き込まれて社殿が焼失するが、暦応3年(1340年)に室町幕府将軍足利尊氏により再建される。

明治時代に入り、神仏分離の流れの中で園城寺から独立し、1883年(明治16年)に名称を長等神社に改める。1904年(明治37年)には楼門が建立され、1910年(明治43年)1月、県社となる。

祭神

境内

  • 本殿
  • 回廊
  • 中門
  • 拝殿
  • 両御前神社
  • 馬神神社
  • 稲荷神社
  • 末春稲荷神社
  • 権平稲荷神社
  • 駒竹稲荷神社
  • 社務所
  • 平忠度の歌碑
  • 笠森神社
  • 楼門(大津市指定有形文化財) - 1904年明治37年)建立。

文化財

大津市指定有形文化財

  • 楼門

祭事

  • 例祭・5月5日

交通アクセス

参考文献

  • 長等神社由緒

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