重森三玲

美術人名辞典

重森三玲

読み方：しげもり　みれい

庭園研究家・生け花研究家。岡山県生。本名は計夫。日本美術学校卒。伝統芸術の研究に没頭し、京都に移住。前衛いけばなの創作や、実証的茶道史を提言する一方で、京都林泉協会の設立に奔走し、現代の庭園鑑賞に先鞭をつけた。全国の著名な庭園の実測調査に基づいた大著『日本庭園史図鑑』を刊行し、庭園研究の基礎を築いた他、島根県庁庭園・東福寺方丈庭園をはじめ、百数十の作庭に携わった。主な著書に『茶道全集』『日本茶道史』等がある。昭和50年（1975）歿、78才。

ウィキペディア

重森三玲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/08 20:55 UTC 版)

重森 三玲（しげもり みれい、1896年8月20日 - 1975年3月12日）は、昭和期の日本の作庭家・日本庭園史の研究家。出生名は重森 計夫（しげもり かずお）。