ガーデニング
作庭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 13:43 UTC 版)
『作庭記』など室町時代の作庭理論は陰陽五行理論の具現化が中心だった。作庭書で初めて真行草の価値観が明示されたものは江戸時代の『築山庭造伝』(1735年)だが、夢窓疎石や相阿弥が作成した真行草の庭図への言及があり、室町時代から作庭の世界でも真行草が意識されていたことが分かる。『築山庭造伝』では「真行草の格に因って、気象体志を弁ふべし」といい、外面である石木の配置(体志)と内面である心の趣き(気象)から、真行草の格を意識して空間処理を心がけるように説いている。
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