浄土式庭園とは? わかりやすく解説

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じょうど‐ていえん〔ジヤウドテイヱン〕【浄土庭園】

読み方:じょうどていえん

仏教における極楽浄土模した庭園多く仏堂前面蓮池配置する平安時代多く建造され平等院浄瑠璃寺法金剛院毛越寺などのものが名高い。浄土式庭園。


浄土式庭園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 13:17 UTC 版)

浄土式庭園(じょうどしきていえん)は、平安時代から鎌倉時代にかけて築造された日本庭園の形式である。学術論文ではよく「浄土庭園」という名称が用いられる。この方式の庭園は、仏教の浄土思想の影響を大きく受けたものであり、平等院鳳凰堂に代表されるように、極楽浄土の世界を再現しようとしたため金堂や仏堂をはじめとした寺院建築物の前に園池が広がる形をとっており、寝殿造形庭園、書院造庭園とともに、自然風景式庭園に分類される庭園形式である[1]


  1. ^ 鎌倉・横浜の名園をめぐる宮元健次、神奈川新聞社、2007


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