裳階とは? わかりやすく解説

も‐こし【×階/×層】

読み方:もこし

仏堂仏塔などの軒下壁面取り付けた庇(ひさし)状の構造物法隆寺金堂五重塔の初層、薬師寺三重塔各層などにみられる雨打(ゆた)。裳階(しょうかい)。


裳階

読み方:モコシmokoshi

仏堂・塔などで、本来の屋根の下につけた差しかけ屋根


裳階

読み方:モコシmokoshi

建物軒下壁面のひさし風にさし出した部分

別名 裳層


裳階

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/02 13:42 UTC 版)

裳階(もこし)は、仏堂天守等で、軒下壁面に付いた庇状構造物。別名:雨打(ゆた)。通常、本来の屋根の下にもう一重屋根をかけるかたちで付ける。裳層とも書く。元来は風雨から構造物を保護するために付けられたもの。構造は本屋より簡素であり、建物を実際より多層に見せることで外観の優美さを際立たせる効果があるため、特に寺院建築で好んで利用された。




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