もん ぜき [0][1] 【門跡】
門跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/05 05:57 UTC 版)
門跡(もんせき、もんぜき)は、皇族・公家が住職を務める特定の寺院、あるいはその住職のことである。寺格の一つ。元来は、日本の仏教の開祖の正式な後継者のことで「門葉門流」の意であった(この場合は門主とも)。鎌倉時代以降は位階の高い寺院そのもの、つまり寺格を指すようになり、それらの寺院を門跡寺院と呼ぶようになった。
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- ^ 永村眞「中世寺院と〈門跡〉」永村眞 編『中世の門跡と公武権力』(戎光祥出版、2017年) ISBN 978-4-86403-251-3
- ^ 横内裕人「仁和寺御室論をめぐる覚書」永村眞 編『中世の門跡と公武権力』(戎光祥出版、2017年) ISBN 978-4-86403-251-3
- ^ 衣川仁「延暦寺三門跡の歴史的機能」永村眞 編『中世の門跡と公武権力』(戎光祥出版、2017年) ISBN 978-4-86403-251-3
- ^ 和田英松、所功校訂『官職要解』 講談社学術文庫 ISBN 978-4061586215、376p
- ^ 高埜利彦『近世の朝廷と宗教』吉川弘文館、2014年、P129-130・135-139
- ^ 親鸞は九条家出身の青蓮院門跡慈円から得度を受け、九条家および同家から分かれた一条家と関係が深かった(妙香院は一条家ゆかりの門跡寺院)ため、両院の影響下に置かれていた(大田壮一郎「初期本願寺と天台門跡寺院」大阪真宗史研究会 編『真宗教団の構造と地域社会』(清文堂出版、2005年)) ISBN 4-7924-0589-0 p11-40)。
- ^ 太田光俊「本願寺〈門跡成〉と〈准門跡〉本願寺」永村眞 編『中世の門跡と公武権力』(戎光祥出版、2017年) ISBN 978-4-86403-251-3
- ^ 浄土院 ?
- ^ 如意寺跡1、如意寺跡2、如意寺跡3、如意寺跡4
- ^ 公式
- ^ yaokami
- ^ yaokami、神殿大観
- ^ 浅見雅男 『華族誕生 名誉と体面の明治』 中公文庫 ISBN 978-4122035423、68p
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