鹿児島紡績所技師館(異人館)
名称: | 鹿児島紡績所技師館(異人館) |
ふりがな: | かごしまぼうせきじょぎしかん(いじんかん) |
種別: | 史跡 |
種別2: | |
都道府県: | 鹿児島県 |
市区町村: | 鹿児島市吉野町 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1959.02.25(昭和34.02.25) |
指定基準: | 史6 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 島津氏は洋式紡績工場の建設を計画し、慶応元年渡英した新納久修、五代友厚をして、英国において所要の機械を購入せしめ、また英人技師を招聘することにした。翌2年11月、技師の到着をまって工場の建築に着手、翌3年正月、機械到着、工務長等も来朝した。かくて同年春技師の住宅、いわゆる異人館が営まれ、5月には工場も竣功した。工場は廃藩後も稼動、明治30年に及んだが、いますべて失われてしまった。 異人館は工場の西方に近く設けられ、建坪104坪余、木造2階建である。のち大砲製造支配所となり、ついで明治17年他に移され、昭和11年に原形のまま旧位置にかえされたが、よく旧態をとどめていて、幕末における藩営興業、洋式技術導入のあとを徴すべき遺跡として学術上貴重である。 |
異人館
異人館(旧鹿児島紡績所技師館)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 13:55 UTC 版)
「鹿児島市」の記事における「異人館(旧鹿児島紡績所技師館)」の解説
薩摩藩時代に外国人技師の宿泊所として造られた。1959年(昭和34年)2月25日に国の史跡に指定され、1962年には建造物として国の重要文化財に指定された。
※この「異人館(旧鹿児島紡績所技師館)」の解説は、「鹿児島市」の解説の一部です。
「異人館(旧鹿児島紡績所技師館)」を含む「鹿児島市」の記事については、「鹿児島市」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- 異人館のページへのリンク