大鳥造とは? わかりやすく解説

おおとり‐づくり〔おほとり‐〕【大鳥造(り)】


大鳥造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 14:19 UTC 版)

大鳥造(おおとりづくり)は、日本神社建築様式の1つである。

概要

大鳥大社(おおとりたいしゃ)に代表される大鳥造は、出雲大社に代表される大社造から発展した様式で、立方体に屋根を乗せたような、直線的で簡素な造りとなっている。住吉造の奥行きを半分に簡略化した様式ともいえる。

構造

大社造と同様に方2間の正方形であるが、回縁が廃され、御心柱がない。入口は正面中央で、内部は内陣・外陣に区切られ、内陣中央に神座が位置する。 切妻造妻入であり、屋根は大社造に比べて直線的なものが多い。

屋根

萱葺に限らず杮葺檜皮葺など幅広い。

屋根を支える前面の破風は、懸魚で修飾される。

2間の正方形で、中央の御心柱と正面中央の柱がない。

正面中央の1か所に観音開きの御扉による開口部が設けられる。

大社造や神明造に比べて、床は低い。




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