比翼入母屋造とは? わかりやすく解説

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比翼入母屋造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 03:54 UTC 版)

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比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)は、日本における神社建築様式の一つ。

概要

吉備津造(吉備津神社)
法華経寺の祖師堂
ベトナムの比翼入母屋屋根

入母屋造の2棟を1棟に結合した形態の建築様式のことで、平入の2棟を結合した形態の吉備津神社岡山県岡山市北区、国宝)の本殿の場合は特に吉備津造(きびつづくり)ともいい、この類似例として法華経寺祖師堂千葉県市川市、重要文化財)がある。また、由加神社本宮(岡山県倉敷市、岡山県重要文化財)の場合は妻入屋根が並ぶ比翼入母屋造となっている。この他、城郭建築の姫路城和歌山城名古屋城などにもみられる。

構造

内部を仏殿形式とした本殿と前部の拝殿から成る。特に本殿の屋根が比翼入母屋の形状で、平行に並べた2棟の入母屋屋根と同じ高さの棟の屋根で連結し、一棟としている。そのため入母屋破風が2つずつ並ぶ。

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