大和棟とは? わかりやすく解説

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やまと‐むね【大和棟】

読み方:やまとむね

奈良県大阪府河内地方三重県伊賀地方行われた民家の一形式急な勾配藁葺(わらぶ)き屋根の両妻部分瓦葺きにして、一段低く緩勾配屋根設けたもの。高塀造(たかへづくり)。


大和棟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 09:15 UTC 版)

桃林堂板倉家住宅

大和棟(やまとむね)は、日本切妻造民家建築の1つである[1]大正期より前においては、高塀造(たかへづくり)と呼ばれた[2]桃林堂板倉家住宅は、大和棟である民家の好例とされる[3]

概要

奈良県大阪府京都府南部の民家で見られる建築様式で、自作農以上の地位にある豊かな農家であることの証拠とされる[2]

形態としては、母屋部分の急勾配の切妻の茅葺と、下屋部分の緩勾配の屋根瓦が組み合わせられており[1][2]、洗練された切妻の白い漆喰屋根の対象性が美しいのが特徴[要出典]。棟の高い部分が主屋で低い部分が釜屋(くどや土間)で構成されている[要出典]

脚注

  1. ^ a b 日本国語大辞典,家とインテリアの用語がわかる辞典,デジタル大辞泉,百科事典マイペディア,世界大百科事典内言及, 精選版. “大和棟(やまとむね)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2023年3月28日閲覧。
  2. ^ a b c 大和棟 – 大阪文化財ナビ”. 2023年3月28日閲覧。
  3. ^ 桃林堂板倉家住宅 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2023年3月28日閲覧。

「大和棟」の例文・使い方・用例・文例

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