大和染工とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大和染工の意味・解説 

大和染工

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 16:31 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
大和染工 株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
794-0813 
愛媛県今治市衣干町4丁目2番25号
設立 1956年
業種 繊維
事業内容 糸・生地の染色整理
輸入品販売など
代表者 代表取締役 門田司
資本金 19,000千円
売上高 15億円(2016年9月期)
決算期 9月
外部リンク http://www.daiwasenko.jp/annnai/annai.html
テンプレートを表示

大和染工株式会社(だいわせんこう)は、愛媛県今治市衣干町に本社を置く染色加工業を営む企業。

概要

1956年に設立。タオルなどの原料である糸・生地の染色加工業を営んでいる。

1990年代に入り中国などから安価なタオルが流入し、今治タオル業界が苦境に陥り染色業界も打撃を受ける中で中国に進出。1993年、中国の江蘇省南通市に南通太和漂染有限公司を設立し中国で染色加工を開始[1]。翌年の1994年には南通青野服飾有限公司を設立し縫製工場もスタートさせた[1]

2007年には中央繊維(株)・アベチカ(株)と共に繊維業界では世界で初めての「オゾン漂白」の実用化開発に成功した[2]

事業所

  • 本社 - 愛媛県今治市衣干町4丁目2番25号
  • 第二工場 - 愛媛県今治市東鳥生町5丁目20番地
  • 第三工場 - 愛媛県今治市衣干町3丁目3番25号

沿革

  • 1956年 - 「大和染工株式会社」設立。
  • 1972年 - 今治市衣干町に移転し、チーズ染色開始。
  • 1981年 - 今治市東鳥生町に第二工場を新設し、ビームサイジング開始。
  • 1986年 - 今治市衣干町に第三工場を新設し、本社より生地加工設備を移転。第三工場にテンター導入。
  • 1987年 - 第二工場にスラッシャーサイジングマシン導入。
  • 1988年 - 第二工場にワーパー増設。
  • 1989年 - 本社にチーズ無人化プラントが完成し、チーズ染色設備を一新。
  • 1990年 - 第二工場にスラッシャーサイジングマシン増設。
  • 1993年 - 中国南通太和漂染有限公司を設立。第三工場に連続タンブラー乾燥機導入。
  • 1994年 - 中国南通青野服飾有限公司を設立。
  • 1996年 - 第三工場にエアージェットフローを導入し、布帛の加工開始。
  • 1998年 - 第三工場に連続染色機を導入し、不織布の染色を開始。
  • 2000年 - 第三工場にニット用テンターを導入し、ニット加工を開始。
  • 2001年 - 第三工場にジッカー導入。ISO 90001認証取得。
  • 2007年 - 大和染工を含む3社で「オゾン漂白」を開発[3]

脚注

  1. ^ a b 今治市立図書館「青野茂則氏編①」『タオルびと』、2017年4月号、5頁。
  2. ^ セルロース繊維を対象としたオゾン漂白技術の普及(ECO加工によるCO2削減) - 今治地域地場産業振興センター、2021年5月9日閲覧。
  3. ^ 日本モノ作り紀行(77)/第三部 染工加工(3)/大和染工/染晒し専業で今治タオルを支える - 繊維ニュース(2014年6月16日)、2021年5月9日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  大和染工のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大和染工」の関連用語

1
12% |||||

大和染工のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大和染工のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大和染工 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS