規格家とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 規格家の意味・解説 

規格家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/01 03:48 UTC 版)

建築中の規格家

規格家(きかくやー)とは、アメリカ施政権下の沖縄において、戦災復興のために建てられた仮設住宅

沖縄戦後、住民達は米軍提供のテントに収容されていたが、昼は暑くて夜は肌寒い生活を余儀なくされていた。この問題を解決するために沖縄諮詢会工務部の仲座久雄技師は、一種の仮設住宅を考案した。

この住宅は2×4構法による建築物で、床面積が一定だったため「規格に沿った家」という意味で規格家と名づけられた。最終的に約75000棟が建築された。

壁はテント張り(後に板張りになる)で、屋根は茅葺という簡素な作りであったため、台風が来襲すると一たまりもなかった。しかし大量生産が可能だったので、戦後の住宅不足の解消に一役買った。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「規格家」の関連用語

規格家のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



規格家のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの規格家 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS