だるま料理店主屋
名称: | だるま料理店主屋 |
ふりがな: | だるまりょうりてんしゅおく |
登録番号: | 14 - 0069 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階建、銅板一部瓦葺、建築面積503㎡ |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正15 |
代表都道府県: | 神奈川県 |
所在地: | 神奈川県小田原市本町2-1-30 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | |
施工者: | |
解説文: | 明治26年に地元の網元が創業した老舗で,現在の主屋は関東大震災後に,桧・松・欅の良材を集め,随所に和風の粋を凝らして建てた質の高い建築。木造・2階建で,正面中央に唐破風玄関を設け,比翼入母屋造風屋根とするなど,楼閣風の際だった存在である。 |
だるま料理店
(だるま料理店主屋 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/01 01:09 UTC 版)
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だるま料理店(だるまりょうりてん)とは、神奈川県小田原市本町にある日本料理店である。
概要
地元の網元だった廣澤仁三郎が創業した料理店である。仁三郎は金沢の達磨(たつま)勘兵衛の次男として生まれたが、小田原の割烹「天利」を営む廣澤家に養子として入り、1893年(明治26年)、足柄下郡小田原町大手前(現:神奈川県小田原市本町二丁目)でこの店を創業した。屋号の「だるま」は、仁三郎の旧姓に由来する。
相模湾で捕れた魚介類を中心に、刺身、寿司、天ぷら等の日本料理を供している。本町二丁目の本店の他、支店として、同じ小田原市内にある本町一丁目の小田原市民会館食堂、早川の小田原漁港内「魚市場食堂」がある。
主屋
本店は、主屋と別館により構成される。主屋については、創業時の建物が関東大震災で損壊したため、1926年(大正15年)に、二代目・廣澤吉蔵が再建したものである。
木造2階建て、建築面積503平方メートルの建物であり、建材には吉蔵がブリの大漁で得た資金により檜、松、欅といった良材が用いられた。外観は全体として楼閣風で、正面中央に唐破風玄関を置き、屋根は比翼入母屋造となっている。
屋内は、1階が食堂、2階が座敷となっている。2階の座敷は数寄屋風書院造となっている。階段等にはアール・デコの影響も見られている。
こうした建築年代や意匠から、2002年(平成14年)、「だるま料理店主屋」として国の登録有形文化財に登録された。
なお、主屋正面玄関脇には、一方に「だるまさん」、もう一方に「おかめさん」の像がそれぞれ置かれている。
ギャラリー
関連項目
外部リンク
- のれんと味小田原だるま料理店
- だるま料理店 | 0465.net
- 登録有形文化財(建造物)の登録について(文部科学省サイト内)
- 登録有形文化財・だるま料理店主屋(小田原市サイト内)
- 国指定文化財データベース – だるま料理店主屋
座標: 北緯35度15分4.74秒 東経139度9分34.34秒 / 北緯35.2513167度 東経139.1595389度
- だるま料理店主屋のページへのリンク