平入形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:56 UTC 版)
神明造 - 仁科神明宮(長野県大町市)、伊勢神宮(三重県伊勢市)など 伊勢神宮正殿の様式は他への使用を禁じられているため唯一神明造と称される。なお、棟持柱を持たない場合などは単に切妻造となる。明治時代以降、神明造の社殿が流行した。 台湾の神社のほとんどは神明造である。 流造 - 賀茂別雷神社・賀茂御祖神社(ともに京都府京都市)など 本殿の様式としては最も多く、全国的にも広く分布し、次のような発展型もある。両流造 - 厳島神社(広島県廿日市市)など 八幡造 - 宇佐神宮(大分県宇佐市)など 穂高造 - 穂高神社(長野県安曇野市)のみ 入母屋造 - 御上神社(滋賀県野洲市)など 入母屋造の発展型乃至変形がある。日吉造(聖帝造、山王造) - 日吉大社(滋賀県大津市)のみ 吉備津造(比翼入母屋造) - 吉備津神社(岡山県岡山市)、法華経寺祖師堂(千葉県市川市)のみ 祇園造 - 八坂神社(京都府京都市)のみ 香椎造 - 香椎宮(福岡県福岡市)のみ 織田造 - 劔神社(福井県越前町)のみ 近江造 - 近江神宮(滋賀県大津市)のみ
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