皇族・貴族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 17:04 UTC 版)
「コードギアス 双貌のオズ」の記事における「皇族・貴族」の解説
フローラ・メル・ブリタニア マリーベルの母。少女時代のマリーベルがオルドリンに語ったところによると、皇族は民を慈しみ、その心を思いやるべきという優しい信念の持ち主であったが、ユーリアと共に爆炎に包まれた屋敷の中で、その命を奪われた。 彼女とユーリアの死がマリーベルやオルドリンのその後の人生に重大な影響を与えたことを、V.V.はクララに説明する中でこれを「性質の悪い呪い」と評している。 ユーリア・メル・ブリタニア マリーベルの妹でフローラの次女。幼くして母共々非業の最期を遂げ、マリーベルの心にテロリストへの憎悪を植え付ける。 オリヴィア・ジヴォン オルドリンの母で、オルフェウスにとっても面識こそ無いものの血を分けた実母である女性。そして、オイアグロの姉にして彼の先代のジヴォン家当主。剣術の達人で、「SIDE:オルドリン」の回想シーンでは、幼いオルドリンに自ら剣の稽古をつけている。しかし、オイアグロの起こしたお家騒動によって命を落としている。お家騒動によってオリヴィア個人の名は落ちており、オルドリンは墓参りに際してウィザードことオイアグロが既に献花していたのを見て驚いていた。ブリタニア皇家から様々な汚れ仕事を引き受けていた秘密特殊部隊「プルートーン」の指導者としての裏の顔を持っており、現在の地位はオイアグロが引き継いでいる。 平民の家に捨てられたあげく、ギアス嚮団で人殺しの技術を学んだオルフェウスとは正反対の人生をジヴォン家で歩むかに見えたオルドリンが、フローラやユーリア、そしてオリヴィアの死を経ながら軍に入って自らも人殺しの技術を学んでいくことについて、V.V.はクララに説明する中でこれを「運命は双子の天秤が傾くことを許さなかった」と評している。 実はオイアグロがオリヴィアの命を奪った真実は、オルドリンとマリーベルが深く関わったフローラとユーリアが命を落とした惨劇に大きく関わっている。惨劇の起こった後、マリーベルがテロリストの少年をちょっとした悪戯心から招いて惨劇を起こしてしまった真実をオルドリンが知って庇っている事から、オリヴィアはプルートーンの指導者として、真相を闇に葬るべく実の娘であるオルドリンを殺すようシャルルに命令されており、オルドリンの命とオリヴィアの「母」としての心を守るべくオイアグロが手に掛けたのが、その死の真相であった。 その後、オルドリンの前に幻影として現れ、ブリタニアではなく多くの人々の剣となる娘を褒めて去って行った。
※この「皇族・貴族」の解説は、「コードギアス 双貌のオズ」の解説の一部です。
「皇族・貴族」を含む「コードギアス 双貌のオズ」の記事については、「コードギアス 双貌のオズ」の概要を参照ください。
- 皇族・貴族のページへのリンク