皇族・貴族・軍人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/10 15:26 UTC 版)
「LAST EXILE」の記事における「皇族・貴族・軍人」の解説
皇帝 声 - 北村弘一 アナトレー帝国皇帝でソフィアの父。かつては聡明な君主だったが、長年続くデュシスとの戦争による精神的疲弊によってその美点は削ぎ落とされ、強い猜疑心のみが残った。アルヴィスがエグザイルの生体キーであることを知り、シルヴァーナに運ぶよう手配した。ヴィテリウスの主張を容れギルドとの全面戦争を決意するも、デュシス残存艦隊による帝都奇襲の際、反逆した宰相マリウスと刺し違え息絶えた。 マリウス・バシアヌス 声 - 岩田安生 ギルド四大家系の一つ、バシアヌス家の当主。妻はアナトレー人でギルド内でも穏健派だったが、デルフィーネによってギルドを追われ、アナトレーに亡命した。亡命後、義姉が皇帝との子ソフィアを授かり、義姉が亡くなってからは娘のユーリスと共にソフィアを育てた。 ヴァンシップ技術の提供などアナトレーにとって重要な技術をもたらした。 デーヴィッド・マドセイン 声 - 秋元羊介 ノルキア駐留艦隊(通称、マドセイン艦隊)の司令長官。階級は中将で侯爵の爵位を持つ。騎士道精神を重んじており軍事の重要性をよく知る武人だが、宮廷貴族たちからはしばしば田舎者と見られている。 第三次ミナギス会戦では敗北が濃厚になった戦況でも決して敵に背を見せず最後まで戦うと主張したが、クラウスの説得により退却する。 これにより周囲の貴族からしばし批判を受けノルキア方面防衛の任を解かれたが、ヴィテリウスの死後アナトレー艦隊の総司令となる。 ヴィテリウス・グラミス 声 - 小山武宏 アナトレー軍総司令。階級は大将。貴族主義でアナトレー好戦派のトップ。 皇帝にギルド、デュシス双方の打倒を提唱し、皇帝に和平案を持ち出す宰相マリウスを疎んでいる。皇帝がギルドに反逆を示した途端にソフィア、マリウスを皇帝から遠ざけた。 スコロペンドラ砲により帝都に迫るデュシス残存艦隊全滅を目論むが、ソフィアが乗艦するウルバヌスに砲撃を阻止され死亡。 ヘンリー・ノウルズ 声 - 石波義人 アナトレー西方を領する侯爵。ヴィテリウスと組み帝国の私物化を目論んでいる。息子ノウルズ子爵の仇を討つため、ホライゾンケイプでアレックスの暗殺を試みるも失敗した。 ノウルズ 声 - 土屋利秀 戦艦ゴライアスの艦長で階級は大佐、爵位は子爵。ノウルズ侯爵の晩年に生まれた子供で、取り巻きに囲まれた中で甘やかされて育ち、わがままで尊大な人間になった。「皆殺しのシルヴァーナ」の艦長とは知らずにアレックスに一騎討ちを挑み敗北、ゴライアスと共に沈んだ。
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