皇族枠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 00:28 UTC 版)
一般将校に対して厳しい選抜試験が課せられたのに対し、皇族(皇族に準じる扱いを受けた王公族を含む)は、無試験、もしくは形式的な入校試験で入校できた。陸大に最初に入校した皇族は久邇宮邦彦王であり、それ以降に陸軍将校となった皇族は、実質的に全員が陸大に入校・卒業している。 既述のように、今村均は陸大27期の選抜について詳細に書き残している。 採用人数60名の2倍の120人が再審を受験し、入校式の直前に60名が合格、残る60名が不合格を告げられてから、 同時御入校の、北白川宮成久王殿下を迎え、新入生61名に対し、入校式が行われた。 — 今村均、 と描写している。それまでの再審に北白川宮成久王が加わっていた様子はない。
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