ブリタニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 00:54 UTC 版)

ブリタニア (Britannia) は、イギリス、特に古代ローマの属州「ブリタンニア」があったグレートブリテン島南部の古称(ラテン語名)である[1]。フランスのブルターニュ地方(小ブリテン)には4世紀から8世紀にグレートブリテン島から移民が訪れ、10〜11世紀には、英仏海峡を挟んだ両地域がブリタニアと呼ばれた[2]。Britannia はフランス語 Bretagne(ブルターニュ)と同根である。
西暦2世紀のローマ帝国で、ブリタニアは神格化され女神となった。のちにはイギリスの象徴とみなされた(詳細は「ブリタニア (女神)」を参照)。
由来

この地名は、ローマ時代にグレートブリテン島南部に住んでいたブリトン人の名に由来する。ブリトン自体の語源はわかっていない[2]。もともとギリシャ語で、グレートブリテン島などの島々が Prettanike または Brettaniai と呼ばれていた。紀元前1世紀までに、Britannia がグレートブリテン島を特定して意味するようになった。
出典
- ^ 富沢霊岸. “「ブリタニア」『日本大百科全書』”. コトバンク. 小学館. 2019年1月7日閲覧。
- ^ a b 梁川英俊, 原聖, ルアルンタンギ, プリス・ジョーンズメイリオン, ヒックスダヴィス, ダンバーロバート, ニヒネーデネッサ, 木部暢子, 藤内哲也, 安藤剛, 平嶺林太郎, 後平澪子, 森野聡子, 辺見葉子, 小池剛史, 平島直一郎「ケルト諸語文化圏について」『「辺境」の文化力 : ケルトに学ぶ地域文化振興』、鹿児島大学法文学部人文学科ヨーロッパ・アメリカ文化コース、2011年3月1日、23-24頁、ISBN 9784883033034、 NCID BB08012875、2022年6月9日閲覧。
ブリタニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 23:06 UTC 版)
イゾルテ ブリタニアのコーンウォールのプリンセス。生まれはエリンであるが、コーンウォールのマーク女王の養子となっている。円卓の騎士・トリスタンの双子の妹。ちゃっかりとした性格で、ブリタニア王妃の座を狙って亜沙に求愛する。治療魔法の達人。もともとは内向的でトリスタンの影に隠れるようにしていたがリオネスの沈没後、トリスタンの分まで明るく振舞おうとして現在の性格になった。少女騎士ではなく現在日本の生徒会にも所属していないため本編での出番は少ないが、トリスタンともども巻末のおまけ漫画のレギュラーキャラである。 ケイ 円卓の騎士の1人にして、ブリタニア政権の内政担当。地元・コーンウォールの少女騎士であり、魔力が低いために騎士トーナメントでは結果を残せないものの純粋な剣術勝負なら世界最強クラスの達人。職務に厳格かつ潔癖症で、異性にだらしのない亜砂を「びびびび」の効果音とともによく平手打ちにしている。普段は公私混同を避けるため亜砂につれなくしているが、亜砂を手のかかる弟のように感じている側面もある。ハギスのように可愛らしい小動物が好きである。元キャラはアーサー王の義兄であるケイ卿。 ベディベア 亜砂の身の回りの世話をするため、ケイから叙任された少女騎士。「少女」というより「幼女」であり破格に若いが、これは亜砂と間違いをおかさないようにとのケイが配慮したため。元キャラはベディベア。
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