宇多源氏
宇多源氏
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59代宇多天皇の子孫。寛平御後。 第八皇子である敦実親王の子、源雅信・源重信兄弟はいずれも左大臣となった。源重信の子孫は十二世紀初めまで公卿を輩出した。源雅信の子孫からも多くの公卿を輩出し、鎌倉時代以降、庭田家、綾小路家等に分かれ、明治維新に至るまで堂上家としての地位を保ち、栄えた。 堂上公家:庭田家(羽林家)、綾小路家(羽林家)、五辻家(半家)、大原家(羽林家)、慈光寺家(半家) 氏族:佐々木氏、出雲源氏など諸氏 宇多源氏 系図 太線は実子。細線は養子(苗字無しは臣下に下った源氏・一部苗字無しは僧)。 〈源氏(宇多源氏)〉[vol.1 敦仁親王~載明親王] 宇多天皇(定省親王) ┣━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┳━━━━━┓ 敦仁親王 斉中親王 斉世親王 敦慶親王 敦固親王 斉邦親王 載明親王 ┏━━━┫ ┏━┻━┓ ┣━━━┓ 英明 庶明 後古 方古 宗室 宗城 〈源氏(宇多源氏)〉[vol.2 敦実親王~行明親王] 宇多天皇(定省親王) ┣━━━━━┳━━━━━┓ 敦実親王 行中親王 行明親王 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━┳━━━┳━━━┓ 雅信 重信 寛信 寛朝 雅慶 ┣━━━━━━━┳━━━┳━━━┳━━━┓ ┣━━━┓ 時中 扶義 時方 済信 時通 致方 道方 ┣━━━┓ ┣━━━┓ ┃ ┃ 済政 朝任 経頼 成頼 雅通 経信 ┃ ┃ 資通 俊頼 ┃ ┃ 政長 俊恵 ┃ 有賢 ┃ 資賢 ┣━━━┓ 通家 時賢 ┃ ┣━━━┓ 雅賢 有資 資信 ┃ ┣━━━┓ 有雅 経資 信有
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宇多源氏(2家)
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五辻家:宇多源氏(源朝臣)。庭田同祖。源雅信の子時方六世孫仲兼が祖。旧家。家業は神楽。 慈光寺家:五辻庶流。五辻遠兼の子仲清が祖。戦国時代末に断絶後、江戸時代初期に冬仲が再興。新家。
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宇多源氏(3家)
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詳細は「宇多源氏」を参照 庭田家:敦実親王の後裔源経資が祖。旧家。家業は神楽・(筆道)・(花)。 綾小路家:庭田庶流。庭田有資の子信有が祖。旧家。家業は琵琶・笛・篳篥・箏・神楽・(蹴鞠)。 大原家:庭田庶流。庭田重条の猶子栄顕(実は葛岡宣之あるいは葛岡仲賢の子)が祖。新家。家業は(神楽)。
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宇多源氏と同じ種類の言葉
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