目結紋とは? わかりやすく解説

目結紋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/10 15:53 UTC 版)

ひらよつめ
平四つ目

目結紋(めゆいもん)は、染め模様の鹿の子絞りの文様を図案化した家紋

概要

目結紋は、宇多源氏佐々木氏族など近江源氏の使用が知られ、『寛政重修諸家譜』では目結紋を使用する幕臣百十数氏の内77家が佐々木氏族を称していた[1]

佐々木哲は、現在の沙沙貴神社(ささきじんじゃ)の神紋が平四つ目であるのは、1843年天保14年)丸亀藩京極家によって再建されたときに、京極家の「平四つ目」にかえられたとしている。

使用

日本家紋研究会の調べでは、「隅立て四つ目」や「丸に隅立て四つ目」の使用が最も多いとある[1]

室町時代成立の『見聞諸家紋』によれば、 9家が目結紋で載り、飯田氏、二松氏が「三つ目」、佐々木氏、椎屋氏、竹腰氏が「四つ目」、斉藤氏本庄氏が「九つ目」、ほかに、能勢氏「十二目結」、本間氏「十六目結」、武藤氏は「寄懸目結(よせかけめゆい)」という。佐々木氏族では、六角氏が「隅立て四つ目」、京極氏は「平四つ目」、近江寺村氏は「丸に隅立て四つ目」を使用した。

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 高澤等著『家紋の事典』 東京堂出版2008年 ISBN 978-4490107388



目結紋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 18:30 UTC 版)

家紋の一覧」の記事における「目結紋」の解説

目結紋(めゆいもん)は、平行線文様化した図案詳細は「目結紋」を参照 紋名一覧 一つ目能勢氏 三つ目菅沼氏 四つ目佐々木氏京極氏尼子氏福永氏立て四つ目佐々木氏京極氏宗氏 丸に立て四つ目 四つ目 菅沼三つ目 四つ目 丸に四つ目立て四つ目 丸に立て四つ目 丸に立て六つ

※この「目結紋」の解説は、「家紋の一覧」の解説の一部です。
「目結紋」を含む「家紋の一覧」の記事については、「家紋の一覧」の概要を参照ください。

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