鹿の子絞り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/29 19:57 UTC 版)
![]() |
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。
|
鹿の子絞り(かのこしぼり)とは、絞り染めの一種。絹織物に多種のくくり技法と染め分け技法を用いて施す模様染めである[1]。目結(めゆい)、纐纈(こうけち)ともいう。総絞りにした模様が小鹿の背のまだらに似ていることからその名で呼ばれる。
歴史
その原型は奈良時代にさかのぼり、江戸時代以降に本格的に発展、現在でも主に和装向けの高級品として流通している。非常に手間のかかる模様であり、江戸時代には鹿の子絞りで模様を全面に施した「総鹿の子」が贅沢品として規制されることもあった。鹿の子絞りの中でも京都で生産される絹の布に鹿の子を施したものは「京鹿の子絞」と呼ばれ、昭和51年(1976年)には国から伝統工芸品に指定されている。
脚注
関連項目
参考文献
外部リンク
「鹿の子絞り」の例文・使い方・用例・文例
鹿の子絞りと同じ種類の言葉
絞り染めに関連する言葉 | 紺絞り 花絞り 鉄砲絞り 鳴海絞 鹿の子絞り |
- 鹿の子絞りのページへのリンク