輪蔵とは? わかりやすく解説

りん‐ぞう〔‐ザウ〕【輪蔵】

読み方:りんぞう

転輪蔵」の略。


りんぞう〔リンザウ〕【輪蔵】

読み方:りんぞう

謡曲四番目物観世喜多流観世弥次郎長俊作。旅僧北野天神で輪蔵を拝むと、経巻守護神火天と輪蔵を考案した傅大士(ふだいし)の霊が現れ一夜にしてすべての経巻を拝ませる。


りんぞう 【輪蔵】

転輪蔵

本圀寺経蔵(輪蔵)

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輪蔵

読み方:リンゾウ(rinzou)

分野 謡曲

年代 室町後期

作者 観世長俊


輪蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 03:17 UTC 版)

華厳寺にて輪蔵

(りんぞう)[1]とは、日本の仏教寺院内等に設けられる経蔵の一種である。回転式の書架であり、正しくは転輪蔵[1]

経蔵の中央に、中心軸に沿って回転させることが可能な八面等に貼り合わせた形の書架を設け、そこに大蔵経を収納した形式のものである(回転式書架)。その起源は、中国南朝(ふだいし)によるものと伝えられており、輪蔵の正面には、傅大士とその二子による三尊像が奉安されている。

また、謡曲の題目の中に、「輪蔵」というものが見られる[1]

各地の遺例

脚注

注釈

出典

関連項目


輪藏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 04:23 UTC 版)

鳳仙寺」の記事における「輪藏」の解説

市指定重要文化財天明3年(1783)。輪蔵は、白壁塗り鞘堂中に納められており、中心を軸に八面 の経設置されていて、手押し自在に回転させることができる構造になっている中央には双林大士安置し残り七面延宝7年(1679)版行鉄眼版一切経六千九百五十六巻が蔵されている。

※この「輪藏」の解説は、「鳳仙寺」の解説の一部です。
「輪藏」を含む「鳳仙寺」の記事については、「鳳仙寺」の概要を参照ください。

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