最乗寺とは? わかりやすく解説

さいじょう‐じ【最乗寺】

読み方:さいじょうじ

神奈川県南足柄市大雄町にある曹洞宗の寺。山号大雄山開創応永元年(1394)、開山了庵慧明伽藍建立助けた弟子道了薩埵が、天狗化身したとの伝説から、道了尊として多く人々信仰集めている。


さいじょうじ 【最乗寺】

神奈川県南足柄市にある曹洞宗の寺。大雄山一三九四(応永一)年開創山内守護道了権現天狗信仰で有名。道了開山慧明の弟子だったが、怪力あり、土木作業助力して同寺を完成させ、それを見終って天狗となり飛び去ったという。

最乗寺

読み方:サイジョウジ(saijouji)

別名 小田原道了尊

宗派 曹洞宗

所在 神奈川県南足柄市

本尊 釈迦如来道了薩埵


最乗寺

読み方:サイジョウジ(saijouji)

宗派 浄土真宗本願寺派

所在 岐阜県岐阜市

本尊 阿弥陀如来


最乗寺

読み方:サイジョウジ(saijouji)

宗派 浄土真宗本願寺派

所在 岐阜県美濃加茂市

本尊 阿弥陀如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

最乗寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 23:15 UTC 版)

最乗寺

本堂
所在地 神奈川県南足柄市大雄町1157
位置 北緯35度18分7秒 東経139度4分32秒 / 北緯35.30194度 東経139.07556度 / 35.30194; 139.07556座標: 北緯35度18分7秒 東経139度4分32秒 / 北緯35.30194度 東経139.07556度 / 35.30194; 139.07556
山号 大雄山[1]
宗派 曹洞宗[1]
本尊 釈迦牟尼仏
創建年 応永元年(1394[1]
開山 了庵[1]
札所等 関東三十六不動霊場 第2番
公式サイト 曹洞宗 大雄山最乗寺
法人番号 2021005006334
最乗寺
最乗寺 (神奈川県)
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石段と大雄山の杉林

最乗寺(さいじょうじ)は、神奈川県南足柄市にある曹洞宗寺院。山号は大雄山(だいゆうざん)。寺紋は羽団扇。

歴史

1394年応永元年)3月10日、峨山五哲である通幻寂霊門下の了庵慧明によって開山され、東国における通幻派の拠点となる。通幻門下は各地で公共事業を行い民心をつかむが、最乗寺にもこの地で土木工事を行ったという了庵法嗣の妙覚道了(道了尊)が祀られている[2]

地元では寺全体が「道了さん」とよばれ親しまれており、これまでに余語翠巖、新井石禅石附周行等が住職を歴任した。修行道場として僧堂を設置している。

2010年10月31日の首都圏御開帳に合わせ、本尊を載せたみこしが80年振りに復活し、最初に小田原駅から国道1号ういろう社まで渡御された。また禅寺特訓道場を設置しており、経営コンサルティングや社員教育ポスターの販売を主業務とするモチベーション・アップ株式会社と提携した社員教育を請け負っていることでも知られている。

札所

伽藍

御真殿の高下駄
  • 天狗の高下駄。高下駄が左右一対そろって役割をなすことから夫婦和合の信仰が生まれた。
多宝塔
  • 1863年文久3年)建立。神奈川県下で現存する唯一の多宝塔。南足柄市重要文化財。
洗心の滝
松平直基墓所
  • 江戸初期の大名・松平直基の墓所。慶安元年(1648年)に直基は没し、最乗寺に葬られた後に圓教寺に分骨された。

交通

脚注

  1. ^ a b c d 新編相模国風土記稿 関本村 最乗寺.
  2. ^ 概要”. 曹洞宗 大雄山最乗寺. 2016年2月28日閲覧。

参考文献

外部リンク




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