食中毒事件
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「ペッパーフードサービス」の記事における「食中毒事件」の解説
2009年9月5日の山口県による発表によると、同県防府市の山陽自動車道佐波川サービスエリアにある「ペッパーランチ」店舗において食事をした山口市と広島市、広島県尾道市在住の計4人が、病原性大腸菌O157による食中毒を起こした。この食中毒事件調査の過程において、この他7都府県でも同様の件が発生していることを確認された。「角切りステーキ」をペッパーランチに納入していた大垣食肉供給センター協同組合での加工時に、すでにO157に汚染されていたことが確認されたが、加工整形肉を半生状態で客に供食してはならないことを調理する者に徹底できなかったことが問題視された。事故発生店舗に対する行政処分としての休業も含め全店舗の一時閉鎖後、ステーキ類の調理方法を変更し、生での提供を中止するなどの対策をとった。なおこの事件後、佐波川のペッパーランチ店舗は閉店となった。
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食中毒事件
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2010年4月4日の花まつり(灌仏会)で甘茶が振る舞われた際、児童66名と成人3名の計69名に嘔吐や吐き気などの食中毒様症状が見られた。神奈川県足柄上保健福祉事務所は、医師の届け出や状況から甘茶が原因の食中毒と断定した。甘茶は濃すぎると食中毒を起こす恐れがあることから、厚生労働省は濃い甘茶を避けるように注意喚起している。
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食中毒事件
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1984年(昭和59年)6月、辛子蓮根製造業者の株式会社三香が製造、販売した真空包装の辛子蓮根によるボツリヌス菌の集団食中毒事件が発生し、36名が中毒症状に陥りうち11名が死亡した。その後の調査で工場で使用途中の生からし粉から菌の毒素が検出され、また、同一ロットの未開封品2袋からも毒素と菌が検出された。何らかの原因でからし粉に菌の微量汚染が起こり、このからし粉を使用した辛子蓮根が、真空包装の工程ののちに相当期間冷蔵されたことが嫌気性のボツリヌス菌にとって好環境となり、汚染が進んだものとされている。 食中毒が発生した辛子蓮根を製造していた株式会社三香のずさんな衛生管理が指摘され、非難・批判を受けた。この食中毒事件を受けて熊本県内外の百貨店や土産店で販売されていた辛子蓮根の全面撤去が行われた。また食中毒事件とは無関係にもかかわらず、別の辛子蓮根製造業者も風評被害を受けてしまい、50近い業者のうち約半数が廃業に追い込まれる事態も起きた。 同年12月に熊本県辛子蓮根協同組合が発足。結成時は33社、2020年現在12社が加盟。組合では真空パック商品を製造しない自主基準を設けているが、非加盟業者による真空パック商品は販売されている。
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