還城楽とは? わかりやすく解説

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げんじょうらく〔ゲンジヤウラク〕【還城楽】

読み方:げんじょうらく

雅楽舞曲唐楽。太食(たいしき)調で、古楽。舞は一人による走舞(はしりまい)。怪奇な面をつけ、(ばち)を持ち作り物捕らえて勇壮に舞う。一説に、西域の人が好物を見つけて喜ぶさまを写したものという。番舞(つがいまい)は抜頭(ばとう)など。見(げんじゃ)楽。還京楽


還城楽

読み方:ゲンジョウラク(genjouraku)

分野 音楽書(雅楽)

年代 成立年未詳

作者 作者未詳


還城楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/20 16:38 UTC 版)

還城楽(げんじょうらく)は、雅楽唐楽の曲名の一つ。見蛇楽・還京楽ともいう。

由来としては、玄宗が韋皇后を誅して、夜半に城に帰還する姿を舞楽にしたものとも、蛇を好んで食べる胡国の人が蛇を見つけて喜んだ様を舞にしたものとも伝えられている。

太食調で、管絃と舞楽がある。舞楽は舞人1人による走舞で、舞台中央に置かれた作り物の蛇の周りを舞いながら回り、舞の後半ではこの蛇を左手で掴んで舞い続ける。左方舞と右方舞に用いられ、奏楽・舞手に違いがある。管絃及び左方舞では早只八拍子、右方舞では夜多羅八拍子の中曲である。番舞としては抜頭とセットで用いられ、また童舞のバージョンも存在する。

脚注



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