木造舞楽面35面(附2面)
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「法隆寺の仏像」の記事における「木造舞楽面35面(附2面)」の解説
重要文化財。平安及び鎌倉時代。内訳は胡徳楽(ことくらく)7、地久(ちきゅう)7、退宿徳(たいしょうとく)2、石川(せっせん)1、抜頭(ばとう)1、還城楽(げんじょうらく)1、二ノ舞2、新鳥蘇(しんとりそ)5、皇仁庭(おうにんてい)2、崑崙八仙(ころばせ)4、陵王1、納曽利(なそり)2。附(つけたり)の2面は散手と崑崙八仙である。胡徳楽面のうち古いものは9 - 10世紀にさかのぼる。石川(せっせん)は鎌倉時代には絶えた演目で、法隆寺の作品は石川面の現存唯一の遺品である。抜頭と還城楽は一対の作品でともに天養元年(1144年)の年記がある。附指定の2面は室町時代の作。
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