東国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/30 03:24 UTC 版)
東国(あづまのくに)とは、近代以前の日本における地理概念の一つ[1]。「アヅマ」および「アヅマノクニ」はサツマと対になる言葉で、ツマには端という意味があり、大和王権から見て端・辺境・辺鄙な土地のことを指す。辺境の異民族への王化政策の過程で発生した語とされる[2]。上古から用いられてきた大和言葉(和語)と考えられ、「アヅマノクニ」は「アヅマ(※そういう名の特定地域)が所在する土地」、もしくは「東の国」「東方(東の方)の土地[3]」などを意味した。特定地域を指さない「アヅマ」は、縄文時代から弥生時代にかけての時代の文化圏としての東日本(当時の西日本と対比される東日本)[注 1] とほぼ一致する越後国・信濃国・三河国以東の地域を指すことが多い[4]。また飛鳥時代以降では、美濃国・信濃国・遠江国の東側からエミシ世界との境界まで、ヒナとエミシ世界の間がアヅマの領域であるとされる[5]。
- 1 東国とは
- 2 東国の概要
「東国」の例文・使い方・用例・文例
- 東国に住んでいた人
- 東国の男
- 東国の女
- 東国で育つこと
- 東国の訛り
- 極東国際軍事裁判という,第二次大戦に関する軍事裁判
- 古代日本において,東国に住む野蛮人
- 日本の東国地方に住む武士
- 東国方言
- 東国三つ葉躑躅という,ツツジ科の落葉低木
- 東国の雁
- 東国の烏
- 京都から東国へ至る道筋
- 東国
- 東国で育った人
- 東国原知事はおなじみの作業用上着を着ていた。
- 彼らは懐かしい昔について東国原知事と話した。
- 「芸人の血がよみがえったような感じがした。懐かしい雰囲気を感じた。」と番組の後に東国原知事は話した。
- 東国原知事は4年の任期中に県に100社の企業を誘致し,1万人の雇用を創出することを公約している。
- 東国原知事は,東海地方を拠点とする自動車会社に宮崎県内に事務所や工場を建ててもらいたいと考えている。
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