バーチャルアイドルとは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 娯楽 > アイドル > バーチャルアイドルの意味・解説 

バーチャルアイドル

【英】Virtual Idol

バーチャルアイドルとは、主にコンピュータグラフィックスCG)によって造形され、インターネットなどの仮想世界上で歌手グラビアアイドルのような活動を展開する架空キャラクター総称である。

バーチャルアイドルは、主に2次元コンピュータグラフィックス、あるいは、3次元コンピュータグラフィックスによって描かれる実在アイドルアニメ作品キャラクターなどと同じように、身長体重血液型趣味などのプロフィール細かく設定されている例もあれば、一次制作者側からは簡単なイメージのみが提示され、同人活動二次創作によって具体的なキャラクター像が付与されていく例もある。後者の例では、各キャラクター一人のバーチャルアイドルとして同一性を持つが、必ずしも細部統一は図られないことが多い。

バーチャルアイドルとして認知されている代表的キャラクターとしては、「芳賀ゆい」、「伊達杏子」、「テライユキ」などがある。2007年発売されたDTMソフト「初音ミク」では、サンプリングボイスに対してボーカロイド」というキャラクター設定与えニコニコ動画などで盛んに二次創作盛んに行われた。初音ミクは、DTMソフトから出現したキャラクターであるため、バーチャルアイドルの中でも歌手本職とする「バーチャル歌手アイドル」であると表現されることがある

ネット社会のほかの用語一覧
ネット社会:  FAQ  Grow!  ハンドル  バーチャルアイドル  非出会い系サイト  ビデオチャット  ボイスチャット

バーチャルアイドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/22 17:32 UTC 版)

バーチャルアイドル英語: virtual idol)とは、実在しない架空のアイドルのこと。広義としては美少女キャラクター全般を指す場合もある[1][2][3][4]




注釈

  1. ^ 20世紀末には英語圏でも用いられている。[8]
  2. ^ 大元はalmostにちかい「ほとんどAと同じ」「実質的にA同様の」の意味[10]。ここで"A"は現実に存在する。そこからコンピュータが発展するにつれ、「実体のあるAを元にした仮想のA'」の意味で使われるようになり、さらには「コンピュータ上で仮想構築された」といった現実を元にしない意味にまで派生している[11]。日本において「バーチャル」は、最初から最後の「コンピュータ上で仮想構築された」をさらに「現実を元にしない仮想の」と解釈している。
  3. ^ 1994年から1997年にかけて徳間書店インターメディアが発行していたゲーム雑誌『Virtual IDOL』ではバーチャルアイドルという言葉をゲームに登場する女性キャラクターを指すために使用しつつも、言葉としてはアニメに登場する女性キャラクターを含むと説明している。1999年にアスキーが出版した「Virtual idol collection」との副題を持つ書籍『幻想美少女コレクション』は、アニメやゲームに登場する女性キャラクターたちを紹介するものとなっている。
  4. ^ ただし、声優および歌唱を担当した飯島真理名義。
  5. ^ 映画『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌「愛・おぼえていますか」がオリコンシングル週間ランキングで最高7位。
  6. ^ 後にホリプロのバーチャルアイドル「伊達杏子」のプロデュースを担当する堀義貴は、芳賀ゆいの企画にも途中から係わっており、その経験が生かされたとしてる[29]。また、コナミの「ウインビー国民的アイドル化計画」についても、芳賀ゆいの影響をうかがわせるとの指摘もある[30]
  7. ^ キャラクターデザインはリン・ミンメイを生み出した美樹本晴彦が手がけている
  8. ^ 雑誌『Virtual IDOL vol.1』の巻頭特集は『卒業II 〜Neo Generation〜』。
  9. ^ 製作元ではこういう初音ミクのようなキャラクターを「ボーカル・アンドロイド=VOCALOID(ボーカロイド)」と呼んでいる

出典

  1. ^ 「「バーチャル・アイドル」とは、ディスプレイのなかのアイドルたちのこと。おおまかにいうと、美少女=バーチャル・アイドルということになります。つまり、ゲームやアニメに登場する女のコ全般をさす便利な言葉なのです。」『Virtual IDOL vol.3』 p.114
  2. ^ a b c d e 「バーチャル・アイドル 現在・過去・未来」 『Virtual IDOL vol.2』 p.75-85
  3. ^ バーチャルアイドル とは”. デジタル大辞泉. コトバンク. 2013年5月19日閲覧。
  4. ^ バーチャルアイドルとは (Virtual Idol)”. IT用語辞典バイナリ. 2013年5月19日閲覧。
  5. ^ a b c 「まさに"この世のもの"とは思えない!!「CGアイドル」の魅力に迫る!」」 『週刊!エキサイト Vol.156』| Excite エキサイト : ニュース 2004/7/13
  6. ^ 「バーチャル・リアリティ・アイドル 伊達杏子 DK-96 デビュー」 『TVぴあ 関東版 217号』 ぴあ 1996年05月25日 pp.26-29
  7. ^ 『レプリカント vol.6』 <Bamboo Mook> 竹書房 2000年06月 ISBN 978-4812406236 pp.96-100
  8. ^ Virtual Idols | Arts and Entertainment | BBC World Service
  9. ^ “コナミ、ゲームソフトからアイドル”. 日本工業新聞 (日本工業新聞社): p. 13. (1996年2月1日) 
  10. ^ "virtual" - 『Longman Dictionary of Contemporary English 5th Edition』 ISBN 9781408215333
  11. ^ "virtual" - Wikitionary,en:Virtuality,en:Virtual actorほか。
  12. ^ 『現代用語の基礎知識 1998』 自由国民社 1997年11月 ISBN 978-4426101169
  13. ^ 「一九九四(平成六)年に発売された恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル』は、各種ゲーム機版あわせて一三〇万本が売れた。(中略) 一二人のアイドルの中で一番人気は藤崎詩織で、歌手デビューしCDを発売することになった。他にもラジオ番組のディスクジョッキー「伊達杏子」、カラオケの案内係「ジェニーちゃん」、ドラマ『エヴァンゲリオン』のヒロイン綾波レイに熱い思いを抱く男や、アイドルの縮小模型フィギアを高値で取引する男たちがいて、架空現実美少女(ヴァーチャル・アイドル)は、ますます多様化を極めそう。[12]
  14. ^ “あこがれの君はCG映像 バーチャル・アイドル タレント並み人気”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 25. (1996年3月13日) 
  15. ^ "Not techncally a music game but the inclusion of rhythm game elements in a vastly popular video game series brought the rhythm game genre to casual gamers of Japan." Philip H. Peng,Stephen H. Lane 「CIS400/401 Project Proposal - Designing Rhythm Game Simulators for Touchscreen DevicesUniversity of Pennsylvania School of Engineering and Applied Science英語版のDepartment of Computer and Information Science(CIS)でApril 23, 2012: CIS Senior Design Winnersの一位獲得論文。参考元はScott Steinberg 『Music games rock: Rhythm gaming's greatest hits of all time』
  16. ^ “「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」登録者数一万突破なのじゃー キズナアイも祝福”. PANORA. (2017年12月12日). http://panora.tokyo/46900/ 2018年4月28日閲覧。 
  17. ^ 沓澤真二 (2017年12月18日). “バーチャルYouTuberの草分け「キズナアイ」のチャンネル登録数が100万突破”. ITMedia ねとらぼ. http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1712/18/news134.html 2018年4月28日閲覧。 
  18. ^ たまごまご (2018年1月6日). “「動く抗うつ剤」「ストロングゼロの擬人化」―― バーチャルYouTuber輝夜月(かぐや・るな)を見て今年も元気にやっていこう”. ITMedia ねとらぼ. http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1801/05/news085.html 2018年4月28日閲覧。 
  19. ^ a b c 中森明夫 「初音ミクと「存在しないものの美学」」 『ユリイカ 2008年12月臨時増刊号』 pp.180-181
  20. ^ 「芳賀ゆいや藤崎詩織の成功と、伊達杏子の不発の意味する所は大きい。芳賀ゆいには深夜ラジオのリスナー、藤崎詩織には恋愛シミュレーションゲームのユーザーといった既に彼女らを支持する層のサークルがあった。伊達杏子にはそれが存在しない。初音ミクの場合、インターネットの動画投稿サイトがその役割を果たしたのだと思う。つまり不在のアイドルは一種のメディア(媒体)として機能して、ファン=ユーザーらのコミュニケーション空間のほうこそ主役なのだ」[19]
  21. ^ a b c ニコニコ超会議にみたバーチャルアイドルの近未来 (三淵啓自):日本経済新聞 2014/5/9 7:00
  22. ^ 「バーチャルアイドルはヒットすれば、歌のCDや動画DVD、写真集、グッズからコンサートの公演など、現実世界で新しい市場を切り開く可能性を秘める。ただ多くのファンに支持されるにはバーチャルアイドルが降臨するストーリーが非常に重要になる。逆に強引に仕掛けると反発を買う。11年にAKB48の新メンバーとして登場した「江口愛実」。男性誌のグラビアや菓子メーカーのテレビCMに出て話題になった。だが、これがAKBメンバーの顔のパーツを合成したバーチャルアイドルだと発表されると批判を浴び、早々に姿を消した。」[21]
  23. ^ a b 飯田一史 「ミライのクルマー未来派からミクへ」 『S-Fマガジン 2011年8月号』 pp.44-45
  24. ^ 「初音ミクは、やはり同人や二次創作で爆発的な人気を誇る東方Project同様に、公式の設定が少なく、しかしユーザーにその使い方、楽しみ方が委ねられている。だから、結局、ひとびとは自分が見たいものをミクに見る。」[23]
  25. ^ 「メディアを通して女性を消費する場合は常にコントロールされていて、自分がパラメータをいじることはできません。」「昔、CGアイドルっていましたよね。これがあまり普及しなかったのは、おそらくパラメータをいじれなかったからだと思うんです。CGアイドルはアイドルの代替物であって、それよりも劣るというところが、ネックだったのではないかという気がします。」 『ユリイカ 2008年12月臨時増刊号』 p.99
  26. ^ 太田省一 『アイドル進化論 - 南沙織から初音ミク、AKB48まで』 pp.263-264
  27. ^ 太田省一 『アイドル進化論 - 南沙織から初音ミク、AKB48まで』 pp.234-235
  28. ^ 「What's next!? カリスマ美少女たちの行方〜Ver.2000」 『Megami Magazine vol.03』 学習研究社 2000年1月1日 pp.26-57
  29. ^ “日本初のCGアイドル 私は「DK96」16歳 来月デビュー”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 5. (1996年4月13日) 
  30. ^ ITmedia +D Games:「合い言葉はBee!」へ至る道のり――「ツインビー」 (2/3) 2006-03-23
  31. ^ 『いまだから語れる80年代アニメ秘話〜美少女アニメの萌芽〜』 pp.113.136
  32. ^ 冨田明宏 「アイドル進化論〜アイドルとは時代を象徴し映しだす鏡のように変化/進化するアイコン〜」 『W100 LIVEアイドル』p.19-21
  33. ^ 「アニメのキャラクターは二次元であり、実体を持った三次元の存在ではない。しかし、そのキャラクターの声を担当する声優は実在している。よって、声優はアニメファンがアニメキャラへの愛情を捧げる「代替装置」として機能している。」 岡島紳士,岡田康宏 『グループアイドル進化論 〜「アイドル戦国時代」がやってきた!〜』 毎日コミュニケーションズ 2011年1月31日 ISBN 978-4-8399-3771-3 p.73
  34. ^ 『中原小麦ファーストコンサート in 日本中年館』 2003年9月10日発売 PNEA-1008
  35. ^ AKB48“江口愛実”の正体が判明! 顔はメンバー6人のCG合成、声の担当は研究生だった (AKB48) ニュース-ORICON STYLE-
  36. ^ “人気上昇 バーチャルユーチューバー”. NHK. (2018年4月23日). https://www.nhk.or.jp/ohayou/biz/20180423/index.html 2018年4月28日閲覧。 
  37. ^ “バーチャルYouTuberになれるアプリ「ホロライブ」 オーディションも実施”. ITMedia Mobile. (2018年4月6日). http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1804/06/news125.html 2018年4月28日閲覧。 
  38. ^ 日本最古、もしかしたら世界最古のギャルゲー『EMMY』 | コタク・ジャパン
  39. ^ 小関悠(三菱総研)バーチャルアイドル元年 | Take IT Easy 2007年8月21日
  40. ^ 「VOCALOID 製品規格/制作責任者 佐々木渉インタビュウ」 『S-Fマガジン 2011年8月号』 p.4-5
  41. ^ ITmedia News (2007年10月10日). “異例の売れ行き「初音ミク」 「ニコ動」で広がる音楽作りのすそ野”. 2007年11月18日閲覧。
  42. ^ 冨田明宏 「同人音楽の中に見る「初音ミク」」 『ユリイカ 2008年12月臨時増刊号』 p.24-29
  43. ^ ITpro 吉川日出行 (2007年10月19日). “「初音ミク」に注目すべき理由を考えてみた”. 2007年11月21日閲覧。
  44. ^ CNET Japan (2007年11月17日). “日本一ソフトウェア、PS2用ソフト「トリノホシ」のイメージソングに、初音ミクを起用”. 2007年11月18日閲覧。
  45. ^ bounce.com (2007年11月16日). “Saori@destiny、12月5日に“My Boy”でデビュー。同時収録曲に初音ミクも参加”. 2008年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年11月18日閲覧。
  46. ^ Hatsune Miku: The world's fakest pop star - CBS News
  47. ^ Japanese 3D singing hologram Hatsune Miku becomes nation's biggest pop star | Mail Online
  48. ^ How Virtual Pop Star Hatsune Miku Blew Up in Japan | Underwire | WIRED


「バーチャルアイドル」の続きの解説一覧



バーチャルアイドルと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バーチャルアイドル」の関連用語

バーチャルアイドルのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



バーチャルアイドルのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2019 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリバーチャルアイドルの記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバーチャルアイドル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2019 Weblio RSS