同一性とは?

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どう いつせい [0] 【同一性】 〔identity〕

〘哲〙 あるものが時間空間異にしても同じであり続け変化がみられないこと。
物がそれ自身に対し同じであって一個の物として存在すること。自己同一性
人間学心理学で、人が時や場面越え一個人格として存在し、自己自己として確信する自我統一をもっていること。自我同一性主体性
「同一性」に似た言葉


同一性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/11 16:40 UTC 版)

同一性(どういつせい、: identityアイデンティティ)は、他のものから対立区分されていることで変わらずに等しくある個の性質をいう。そのような対立区分される個がないという意味での差異性の対語。このときの差異性とは従って万物斉同性とも無とも言える。区分としての差異性との間を区分しておかないと正しく理解できない。古代ギリシャが確立した論理学には同一律があるが、それは同一性の律なのである。その同一性は常に個の同一性なのである。従って、西洋的に論理的であると必然的に(個の存在と連動する)同一性志向になる。インド東アジアの伝統はこの、同一性と一体の論理を志向しない。


  1. ^ Russell 1912:72,1997 edition.
  2. ^ 「(全ての定義はそもそも分割可能ではあるにしても、)2つのものは、それぞれの本質について述べる定義の一方が、もう一方について我々に対し表現する別の定義から分割できないとき、1つのものとして呼ばれる。」-アリストテレス形而上学」第4書、第4部(c)
  3. ^ 「しかるに、それぞれの物自体およびその本質は、これまでの議論および、少なくとも一方の事物を知ることはその本質を知ることにほかならないことから、単なる偶然ではなくひとつの同一のものである。よって、両者がひとつのものに違いないということは明らかなのである。」-アリストテレス形而上学」第7書、第6部
  4. ^ 「もしある事物の定義がその事物の本質を指し示す表現であり、その事物について述べる際に含まれる(複数の)述語もまたそれぞれがその事物の本質のカテゴリー(アリストテレスは、「範疇論」において、述語の種類を実体・量・質・関係…などの10種類のカテゴリーに分類し、どの個物もひとつの分類に属さねばならないものとした)の中で叙述される唯一のものであるならば、かつそれら(複数の)述語の類似点や相違点が同様にそのような本質のカテゴリーの中で叙述されるならば、その述語がそのカテゴリーにおいて叙述される唯一の属性であると言ってよい場合にその述語を含む叙述表現が必然的にその事物の定義であることは明らかである。なぜならば、本質のカテゴリーにおいてその事物についての他の叙述の仕方は存在しようがないと理解されるため、他のいかなる叙述もその事物についての定義とはなり得ないからである。」-アリストテレストピカ」第7書、第1部
  5. ^ 決定的命題とは、その命題の中に存在するある語が他の語の定義となっているものを指す(例:希望とは未来を喜びに満ちて見通すことである)。


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