アイデンティティ
英語:identity
アイデンティティとは、「同一性」、すなわち「《他ならぬそれそのもの》であって他のものではない」という状態や性質のこと、あるいは、そのような同一性の確立の拠り所となる要素のことである。
心理学や社会学の分野では、一貫した自己・自我の意識を「自己同一性」(self-identity)あるいは単にアイデンティティと呼ぶ。自己同一性は「自分は何者であるのか」という問いに象徴され、状況や時期などによって変わることのない「自分は自分である」という自己認識として確立される。帰属意識などもアイデンティティの確立に密接に関わる。
アイデンティティ(identity)は、英語では「同一であること」「本人であること」といった意味を基本とする。あるいは「身元」「素性」という意味合いで用いられることもままある。ちなみにidentityの動詞形であるidentifyは「同一である(他ではない)と確認する」「本人であることと確認する」といった意味で用いられる。
コンピューティングの分野では「対象を一意に識別できる」ように付与されるデータを「識別子」というが、この識別子を英語ではidentifierという。
アイデンティティー【identity】
アイデンティティ identity
アイデンティティ
主体性、独自性、同一性。デザインの段階で発想自体にデザイナーの独創、独自性をもたせる意味で使う場合のアイデンティティと、特定のモデルやブランドとしての継続性、または製品グループとして同一性や独自性を考慮する場合のモデル・ブランドアイデンティティ、あるいは企業としての同一性を意図する場合のコーポレートアイデンティティなど、いろいろな局面で使われている。DNAと同義で使われることもある。
アイデンティティー
(アイデンティティ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/22 01:52 UTC 版)
アイデンティティとは自己と同一化している要素の事である。国語等で扱われるアイデンティティの喪失とは、その要素が無くなることである。 また、さまざまな立場における自分自身の在り方について、「これがほかならぬ自分なのだ」というまとまりをもった確信のことである
- 1 アイデンティティーとは
- 2 アイデンティティーの概要
アイデンティティと同じ種類の言葉
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