バーチャルYouTuber「キズナアイ」論争
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:56 UTC 版)
「ツイフェミ」の記事における「バーチャルYouTuber「キズナアイ」論争」の解説
「萌え絵批判#NHKのキズナアイ起用」も参照 2018年10月、NHKの特設サイト『まるわかりノーベル賞2018』に日本における代表的なVtuberのキズナアイが出演。アイドルを模した服装に太田啓子や佐藤 圭らがTwitter上にて「性的に強調した描写」「しつこく批判していかなければならない」とツイートした。「性の強調」や「相槌の多さ」といった観点から批判を受けた。この論争を記事にした情報法制研究所の山本一郎は「ファンとフェミニストとの間で性的表現に対する隔たりが大きく線引きは無理。キズアナイの起用は若者にノーベル賞を理解してもらうもので、一種のゾーニングがされて、不快だと感じる人が見ないで済むようにという配慮もあったが、太田弁護士らが触れてしまったので『NHKともあろう組織が』という形で不幸な衝突が起きた。全ての人が納得する表現など不可能という前提で言えば、太田弁護士や佐藤記者らの性表現批判や受け入れている視聴者やネットユーザーの反論も、あくまで意見論評の枠内で応酬がある分にはおおいに議論していきながら、バーチャルユーチューバーや萌え絵の使われ方も含めて社会的な受容の在り方を模索していき、当面の落としどころが見えてくればいいのではないかと感じます。表現の自由を巡る緊張は、この手の「許容しがたい表現を社会がきちんと包摂し、多様性を維持するためには避けられない議論」を呼ぶことになるでしょう。」(要約)とコメントしている。 この論争について、キズナアイを運営していたActiv8株式会社代表取締役の大坂武史は「批判的な声に関しては、有名になることで『見られ方が変わったのだ』と気づかされましたね」と回顧している。
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