にっき‐ぶんがく【日記文学】
日記文学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:39 UTC 版)
少女時代から、名のみ聞く『源氏物語』に限りない憧れを抱いて成人した菅原孝標女の日記『更級日記』が有名である。康平3年(1060年)頃の成立とみられ、関東から京への旅、『源氏物語』とのめぐり会い、結婚から晩年に至るまでを記した生涯の回想日記である。『蜻蛉日記』の作者藤原道綱母は、彼女の叔母にあたり、その影響が指摘されている。 他の日記には、女流作家による『成尋阿闍梨母集』(成尋阿闍梨母)、『讃岐典侍日記』(藤原長子)、男性による『厳島御幸記』(源通親)がある。
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