平安時代から鎌倉時代とは? わかりやすく解説

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平安時代から鎌倉時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 02:50 UTC 版)

中村氏 (下野国)」の記事における「平安時代から鎌倉時代」の解説

下野国中村荘は元来藤原氏宗家の管理であった源義朝下野守任じられると義朝の勢力となっていた。保元元年1156年)に保元の乱が起こると都において高松院蔵人であった藤原朝宗下野国芳賀郡中村荘に下向中村八幡宮南東中村城築いて中村荘を管理し朝宗中村太郎称し後に入道して念西と称したとされている。 治承4年1180年)に源頼朝挙兵すると母方従弟という関係もあり麾下参じた文治5年1189年)の奥州合戦においては念西の4人の息子為宗、為重(宗村)、資綱、為家が前衛として出陣藤原泰衡軍の最前線基地である信夫郡の石那坂の城砦攻略して、大将佐藤基治生け捕りとした。この功により激戦地阿津賀志山がある陸奥国伊達郡賜り地頭となった。 念西は領地仕置き行い長男為宗常陸国伊佐伊佐城)、次男の為重(宗村)は陸奥国伊達郡三男の資綱は下野国中村中村城)を拝領した下野国中村中村城)を拝領した資綱はそのほとんどが鎌倉起居していた。念西は奥州合戦以前養子として迎え入れていた義宗(朝定)を常陸冠者為宗託し義宗(朝定)が成人となると中村城を継がせた。義宗(朝定)は治水励み下野衣川現在の鬼怒川)よりの水路勝瓜口(現在の栃木県真岡市勝瓜近辺)より領内への用水路開拓を自らの治世尽くした中村領民は朝定が亡くなった後に中村城近くに朝定を慕い朝定を祀った中村大明神』を建立している。 承元3年源実朝常陸冠者為宗に長世保現在の宮城県松山町)の拝領地の開墾命じた際、義宗(朝定)は伊佐為家の預かりとされ鎌倉幕府監視下に置かれた。そのため承元3年以降義宗(朝定)は下野国中村への帰還生涯叶うことはなかった。中村氏旧領取り戻すのは鎌倉幕府滅亡した後の中村経長の代まで待つことになる。 中村朝定源義経の遺児伝承 中村朝定幼名千歳丸、経若丸といい、その出自については青森県弘前市新寺町圓明寺円明寺)や栃木県真岡市遍照寺中村八幡宮等の縁起古誌源義経遺児経若(千歳丸)であるとし、藤原秀衡の命を受けた常陸坊海尊が経若を念西(朝宗)に託し養子にしたとの伝承がある。 詳細は「中村朝定」を参照

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平安時代 から鎌倉時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 06:37 UTC 版)

海野氏」の記事における「平安時代 から鎌倉時代」の解説

平安時代から同族海野広道の弟から始まる)根津氏望月氏並んで滋野三家」と呼ばれ三家中でも滋野氏嫡流名乗り東信濃の有力豪族として栄えた資料初見『保元物語』で、源義朝揮下の武士に「宇野太郎海野太郎)」の名が見える。平家物語には源義仲侍大将として広道の子海野幸親海野幸広親子の名が出てくるが、共に戦死遂げている。 源義仲嫡男源義高身代わりとなった忠勤源頼朝賞賛され、側近取り立てられた幸親の三男海野幸氏家督継いで海野氏滅亡免れる。幸氏は武田信光小笠原長清望月重隆並んで弓馬四天王」と称されたと伝えられるほどの弓の名手で、『吾妻鏡』上野国所領巡って甲斐国守護武田氏勝訴した記述残されており、この時期信濃東部小県郡佐久郡など)から上野西部(『吾妻郡』)に勢力拡大した事がわかる。同じく『吾妻鏡』には和田合戦海野左近なる者が幕府方として討死したとされる建長5年1253年正月からは海野助氏(資氏)が幕府の御的始射手文永2年1264年正月からは海野泰信が幕府御弓始の射手務めている。建治元年1275年5月六条八幡新宮造営費用全国御家人求められると、信濃国に住む海野左衛門入道跡が7貫文納めた

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